一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

2018.5.20 狼尾根 石ブテ47

2018年05月20日 | 金剛山
この日、車を家族が使うので気温も低めということもあり自転車で3週間ぶりの金剛山に行くことにする。
朝7時に自転車に乗って雲が広がる下、水越峠を目指す。



久しぶりの自転車だったが、8時半に水越峠手前のトイレ横の空き地に駐輪する。



空き地の木々を眺めていると目立たないがヤブウツギが独特の花の色を咲かせて咲いていた。



ここから水越峠まで登り、モミジ谷から初めて登る狼尾根に取りつく予定にしている。
水越川の木道を歩いて行きダイトレに入り、咲いている花を眺めたり、青空に映える太尾の稜線を見ながら歩いて行く。









モミジ谷は今年1月に歩いたきりで久しぶりの感じだ。
渓相が所々変わっているが、前回歩いた時には雪に隠れていたのか気がつかなかった。
変わったことといえば思わず微笑んでしまうこのような楽しませてくれるものもあった。



モミジ谷取りつきから15分ほどで分岐に到着。
ここから何度も眺めて来たいきなりの急登となる狼尾根に取りつく。



取りつけてあるロープや木々を補助にしながら高度を上げて行く。
やがて尾根筋に登り上がり南に方向を変えて行くが、到る所にテープがあるので迷うことは無い。





しばらく高度を上げて行くと、狼谷からのルートと合流。



狼谷も今度の冬の時期に歩きたいと思う。
分岐からは大日岳の巻き道となるが、はっきりした踏み跡を詰めて行くが、ユキザサの綺麗な株や金剛山で初めて見るホウチャクソウを見ることが出来た。





やがて大日岳への道に合流して国見城跡には10時45分頃到着した。



明石大橋や六甲山の山並み、京都の愛宕山も望むことが出来た。
ハンコをもらって転法輪寺の境内へ。
カイドウ桜の下には多くの人が写真を撮っていた。



ひさご池のオオヤマレンゲももうすぐのようで、クリンソウやシャクナゲが綺麗に咲いていた。





関空の見えるベンチが空いていたのでここで昼食を摂ってゆっくり休憩する。
休憩後、もう一度境内の花を楽しんでから下山することにして大日岳へと向かう。
下山は久しぶりに石ブテ47。
大日岳から六道の辻へ。



時々、涼しい風が吹き抜ける木洩れ日の気持ちの良い道を下って行く。





47への分岐までは心地好く歩き、やがて分岐に到着。



ここからはヤセ尾根の激下りとなるので、ストックの付く所と足運びに注意しながら下る。
一旦広い尾根に出て一息つくが斜度があるので注意が必要だ。
沢の流れが右手から聞こえだすと高度も下がって来るがまた細い尾根筋になる。
足が滑り尻餅も付きながら沢沿いに下った時、ご夫婦の二人連れから声を掛けられる。
話を聞くと慣れない水越側ルートの太尾西尾根を登り、そこまで良かったが、どうやら下山の道を間違って石ブテ東谷を下って来られたようだ。
登山地図も途中で紛失し、心細い思いをしている時に出会ったので仏様に出会えた気持ちですわとおっしゃっておられた。
六道の辻を右手に行かなければ太尾塞に行けないのに左手から登山者が来たので考えることなくそちらに下り、石ブテ東谷に入り込んだようで怪我も無さそうなので何よりだった。
石ブテ橋まで一緒に下って自分も十数年前、同じように六道の辻から迷って中尾の背を下ってしまい、谷に下ってから判らなくなり六道の辻まで登り返したことを話したりした。
石ブテ橋でご夫婦と別れてからトイレ横の自転車に跨って石川橋のセブンイレブンまで下る。
隣の広大な空き地に工事車両が出入りしていて、聞けばユニクロやスタバが出来るとのこと。
アイスを食べて金剛山を眺めながら一息着く。



そして自宅までゆっくり帰った。





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2018.5.13 葛城山 | トップ | 2018.5.27 レンゲ辻から山上... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

金剛山」カテゴリの最新記事