passing (通りすがり)

2019年5月大腸癌発覚、st3c(T4aN2bM0) 2020年5月多発性肺転移 2021年9月骨盤内転移

ゼロックス療法 1クール14日目

2019-08-21 | XELOX
夫が帰ったとたん、風邪の症状が出る。
頭痛、喉と耳が痛い。
病院から貰った抗生剤、痛み止を飲む。

入れ替わり、友人が来てくれた。
抗がん剤やっているので、何かあったらとお願いした。
とても有りがたい。

オキサリプラチンをして2週間、ゼローダも明日で休薬。
体調はまあまあ。

友人はお出かけで忙しい。
友人との再会、鎌倉、吉祥寺、今日は高尾山に。

それでもたった1人で抗がん剤の副作用を乗りきるより、誰かがいる安心感がほしい。

今度夫はいつ来るのだろう。
2クール目は兄に付き添いを頼んだ。

最悪の状況を設定すると、抗がん剤途中に再発。エンドレスの抗がん剤が始まる。

そうなっても1人で過ごすことも多いと思う。
やはり、不安。
でも、もう友人にお願いするのは、これでお仕舞い。

限りなく再発する確率が高い私。
リスク1、ガンの深さT4
リスク2、リンパ節転移 4個以上
この二つのリスクに入っている私
転移しますといっているようなもの。
そう思うと抗がん剤をやめて自由に羽ばたきたいと思う。

副作用は、血管痛、足のしびれ、ここ数日顕著になってきた足先痛み、お臍の回りの痛み位かな。




ゼロックス療法 1クール10日目

2019-08-17 | XELOX
初めの1週間は吐き気と食欲不振で体調は悪かった。
1週間を、過ぎた頃から食欲も出てきました。
副作用は血管痛というのか、点滴した近くが腫れていて押さえると痛い。また、左足先3本と右足指1本がいつも痺れていて違和感があります。

たった1クールの最中なのに、隔離されたこの生活。何なんだ!って思いイライラが募り夫とは、喧嘩ばかり。

私のステージは限りなく4に近いステージ3cですから、再発率は60%は越えていると思います。
松本がんセンターの統計では、2015年までの10年間だったか?違うかもしれません。ステージ3b の5年生存率が44%。悪くありませんか。地域差なのかもしれませんね。

だったら、少しでも元気なうちにどこかに行きたい!
でも、明日には夫が仕事で単身生活に戻ります。今度来るのは9月初旬のようです。
夫には期待出来ません。

何だか再発を待っているだけの気がします。
何が出来るか、何をしたいか。
もう時間との勝負かもしれません。

完治、根治、なんて単語を簡単につかっていいのかな?
私には希望がない。
夢と希望を下さい。

ゼロックス療法  1クール5日目

2019-08-12 | XELOX
昨日から吐き気があり、プリンペランを服用。そのためか昨夜は9時就寝でした。今日も昨日ほどではないけど吐き気あり。

この暑い夏に、冷たいものが摂取できない辛さを味わっています。
オキサリプラチンがその原因。
冷たいものでしびれが増強するので、靴下、手袋、スカーフもしています。
食べ物も、体温より高いものでないと痺れの可能性ありで水、食べ物、すべてレンジでチンしています。

汗で体重減少しています。
普段は減ると嬉しい体重ですが、痩せているわけではありませんが減りたくないです。入院から2.5kg減。

先は長いな。
これで再発しないとは限らないなんてね。

毎日夫と喧嘩してるので、体力使いすぎています。疲れています。

副作用は右腕点滴あとの痛み。
足の違和感少々。
ゼローダの副作用は今からかと思います。

ゼロックス療法 1クール3日目

2019-08-10 | XELOX

今回でた薬。
 
いろいろ書きたいことはありますが、元気が出ません。

初日の点滴のはじめに吐き気止めアロキシをするや否やたまらない違和感を感じました。次のデキサートで落ち着き、主の点滴エルプラット(オキサリプラチン)120ml は100%量投与でした。

オキサリプラチンは血管痛が激しく我慢できないほどの痛みを伴いました。温めながらする点滴を更に上の方も温めてくれましたが、最後は高速だったので痛みとの戦いでした。今は我慢できるほどに回復しています。

3日目は足先、手のピリピリ感が顕著で便秘気味。頭痛、倦怠感を感じています。 
 
昨夜飲んだジプレキサが会わなくて吐き気、ふらつきがあり、眠くなり午前中は寝ていました。
 
体重は初日に1キロ減、今日は復活しています。
 
ずっといてくれた兄は帰り、お盆明けまで夫と交代です。
 
抗がん剤中、一人暮らしは辛そうです。誰かにいてもらいたいのが本音です。
 

ゼロックス療法 1クール初日

2019-08-08 | XELOX
今日からいよいよ、ゼロックス療法が、始まります。
オキサリプラチン1日、ゼローダ服用朝晩2回2週間、その後休薬1週間を8クール。半年の予定です。

オキサリプラチンの副作用に今はたじたじです。

夫の運転で病院に向かっています。

余力が、あれば経過を書きたいと思います。

東京に戻る、抗がん剤について考える

2019-08-04 | XELOX
東京の地元ではお祭りでした。
こんなに賑やかだったんだ。
長旅で疲れたのだろう。
昨夜はお風呂にも入らず爆睡していました。

いよいよ、今週から抗がん剤が始まります。
ネットや本で調べすぎなのか、 不安で仕方ない。

プラチナ系の抗がん剤、オキサリプラチンの副作用が怖い。
この薬は冷たいものにがだめで、エアコンの風、冷たい水、ドアノブなど、もちろん食べ物も。
対策はストール、手袋、靴下、水は常温で飲む、トイレには湯沸し器ポット置きました。
それプラス経口薬、オキサリプラチン点滴と経口薬ゼローダは副作用対策は反対で一方は冷やさず、一方は水で冷やす。手強いね。

大腸癌の場合、抗がん剤の上乗せ効果は5%、ステージ3bの再発率は40%。私の場合は詳細にはステージ3cとなり限りなく4に近いのでもう少し再発率も上がるかもしれません。
40×0,05=2
この二人のために100人の患者が抗がん剤を受けるってことですよね。つまり再発可能者が40人から38人に減る。でも、誰がこの2人になるかわからないから、きつい抗がん剤をする。私的には、どうかな❔と思う。

抗がん剤のオキサリプラチンの副作用は末梢神経障害が主でこれは何年も治らないデータもある。20%の人には生涯残るかもしれない。
オキサリプラチンの神経毒性は他の白金製剤とは異なり、急性神経毒性(投与直後から1〜2日後)と蓄積性神経毒性(総投与量 >800mg/m2以上)の2相から成る[8]:7。急性神経毒性は主にオキサリプラチンの配位子であるシュウ酸が錯体から離脱して生じると考えられる。寒冷刺激で増悪するので、冷たい物に触る、寒い場所で素手で居るなどを避けるべきである。蓄積性神経毒性は主に脊髄後根神経節などの神経細胞の変性や細胞死によると思われる。蓄積性毒性は適宜減量・休薬して回復を待つ以外に決め手となる治療法がなく、症状が進むと回復に長期間を要する(Grade3の末梢神経障害がGrade2に回復するまでの期間中央値は13週間[9])。ウイッキぺディアより

要するにやりたくない。
再発率の、上乗せ効果5%、おまけに抗がん剤で痺れがとれず障害がのこったら、と思うと怖いです。

でも、家族もいるし。


術後補助化学療法 はXEROX療法に決まりました。副作用も転記しました。

2019-07-26 | XELOX

ドキドキしながら消化器内科へ。

抗がん剤の担当は内科となるので初めての受診でした。

先生は若い!
伝えたいことはお伝えしました。
先生からの提案は考えていたFOLFOXやFOLFIRIとは違っていました。
 
ゼロックス療法というもので点滴と飲み薬2週間、1週間休薬の3週間で1クールを8回と提示されました。
点滴のオキサリプラチンはかなり強烈な抗がん剤として私の頭に残っています。
カペシタミンはたぶ1回5錠?を朝晩2回飲むであろう予測ですが、この錠剤はかなり大きめです。
 
本当、嫌だ‼️‼️
でも、やるしかない‼️
 
ゼロックス療法: 抗がん剤のオキサリプラチン(点滴・初日の
み)+カペシタビン(錠剤・2週間服薬)を2週間継続し、1週間休薬期間をおく、というサイクルを1クールとして継続する大腸がんの化学療法。
 
副作用
オキサリプラチンには、末梢神経障害という特有の副作用があります。これは、治療を開始してすぐに起こり、1週間程度続く急性期の副作用と、何回も投与した後(通常8コース後もしくは4カ月後付近)から起こる蓄積性の副作用に分けられます。急性期の副作用は、投与後まもなく手足の先にしびれ感などの感覚異常が生じるもので、特に冷たいものを触ったときに起こりやすいため、皮膚との温度差の大きなものに触ったり、冷たいものを飲んだり食べたりすることを控えましょう。ただ、急性期の副作用は1週間ほどでほぼ回復するので、大きな問題になることはありません。

 蓄積性の副作用は、徐々に手足の先がしびれ、不快感、痛みなどの症状として現れてきます。しびれの程度が強くなると、字が書きにくい、箸が持ちにくい、新聞がめくりにくい、ボタンが留めにくい、歩きにくいなど日常生活への影響が無視できなくなるので、その前にオキサリプラチンの投与量を減らしたり投与間隔を調整したりする必要があります。投与を止めると、一般に半年程度で症状は徐々に改善していきますが、個人差があります。
 
カペシタビンの副作用
製品例 : ゼローダ錠300
もっとも多いのが手足のしびれやヒリヒリ感、発赤などの皮膚症状(手足症候群)で
 
す。ほかにも、吐き気や嘔吐、下痢、口内炎など、いろいろな副作用がでやすいです。あわてないよう、事前に医師から十分説明を受けておきましょう。軽い副作用の場合、治療を優先しなければならないことも多いです。

抗がん薬に特有な「骨髄抑制」は比較的軽いほうですが、それでも それにともなう血球減少や感染症に十分な注意が必要です。白血球が異常に減少すると、体の抵抗力がひどく落ちて感染症にかかりやすくなります。また、血小板減少により出血しやすくなることもあります。発熱やのどの痛み、あるいは歯茎出血・皮下出血など出血傾向がみられたら、ただちに医師に連絡してください。

そのほか、とくに注意が必要な副作用として、激しい下痢と脱水症状をともなう重い腸炎、肝障害、白質脳症、それと潰瘍や水疱をともなう重篤な手足症候群などがあげられます。手足症候群はこの薬に特異で、軽いものを含めると半分くらいの人にあららわれます。手のひらや足の裏の皮膚の異常に気付いたときは、医師によく診てもらってください。


【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
手足症候群..手掌や足底など皮膚の発赤、腫れ、かゆみ、しびれ、ヒリヒリ・チクチク感、ただれ、皮がむける、水ぶくれ、痛み。
骨髄抑制(血球減少)..発熱、ひどい疲労感、のどの痛み、皮下出血(血豆・青あざ)や鼻血・歯肉出血など出血傾向、息切れ、動悸。
腸炎..激しい腹痛、下痢、下血(血液便、黒いタール状の便)。
肝臓の重い症状..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色。
狭心症、心筋梗塞、不整脈..胸の痛み、息切れ、動悸、めまい、気を失う。
腎臓の重い症状..尿が少ない・出ない、尿の濁り・泡立ち、血尿、むくみ、だるい、吐き気、側腹部痛、腰痛、発熱、発疹。
間質性肺炎..から咳、息苦しさ、少し動くと息切れ、発熱。
重い口内炎..口内粘膜・舌の広範囲の発赤、強い痛み。
白質脳症..頭痛、もの忘れ、ボーとする、歩行時のふらつき、手足のしびれ・まひ、うまく話せない、動作がにぶる、けいれん、二重に見える、見えにくい。
血栓塞栓症..手足とくにふくらはぎの痛み・はれ・むくみ・しびれ、爪の色が紫、突然の息切れ・息苦しい、深呼吸で胸が痛い、急に視力が落ちる、視野が欠ける、目が痛む、頭痛、片側のまひ、うまく話せない、意識が薄れる。
皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)..発疹・発赤、かゆみ、唇や口内のただれ、のどの痛み、水ぶくれ、皮がむける、強い痛み、目の充血、発熱、全身けん怠感。

【その他】
食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛
めまい、頭痛
口内炎、味覚異常
発疹、発赤、かゆみ、色素沈着、脱毛
血糖値上昇、肝機能値の異常
   概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用
  
日経BP社、お薬110番よりお借りしました。