passing (通りすがり)

2019年5月大腸癌発覚、st3c(T4aN2bM0) 2020年5月多発性肺転移 2021年9月骨盤内転移

一年を振り返り

2019-12-31 | 徒然


今年春、友人のバラ園を訪れる前に年に一度の血液検査をし、それから2日位で結果が出て、癌マーカーの価が高く総合病院に行ったときから病気の人、癌に罹患した人になりました。

当初は夏を越せたらいいな、と思っていました。
何故ならⅣ型スキルス型で予後不良と言われたから。
思い出作りのため職場に関わるところの写真を撮ったりしました。

それから手術して、半年間の抗がん剤治療中です。
残りの2クールは年明けから始まります。

3ヶ月毎の造影CTと3週間毎の癌マーカーの検査をしています。

癌になって自然の有り難みや、生きていることに感謝とか、書かれている方もいますが私はよくわかりません。

しかし毎回一期一会だと思ってその日の出来事を胸に刻むようにはしていますが、それも忘れがちです。

夫は別のところで仕事をしており、皮肉なことに病気が悪いとき、抗がん剤で体が参っているときはいますが、それ以外は離れて暮らしています。
今年は病と孤独を感じる年でした。

今やっと、術後半年経ち再発転移もなく過ごせています。
この状態が続きますように



今娘一家が来て賑やかです。
新年は娘一家と迎えます。
幸せ感じています😆🍀

心療内科受診

2019-12-27 | 内科・耳鼻科・皮膚科・歯科・心療内科の診察など
今年最後の病院通いになります。
腫瘍内科の主治医のお話、年明けすぐに造影CTをし、すぐに次の抗がん剤が始まり、CT結果は2週間後にでます、というような話をしました。
結果を聞くのが恐いのでどうすればと先生に尋ねましたが、なぜやらなきゃいけないのか聞いてみたら?現実を受け入れることも必要ですからね。と言われました。

聞けるはずもなく、やらなきゃいけないのは当然でしょう。3ヶ月毎のCT、3週間毎の癌マーカー、そしてその結果。今が調子いいから、治療がお仕舞いじゃないのが癌の辛いところ。癌患者の運命なのかもしれない。

次回はオキサリプラチンをする意向です。耳鳴りはあるけど抗がん剤の影響とは言いがたいとの事で、病気の治療を優先することにします。やったからといっても、たったの5~10% の上乗せ効果があるだけですが、私のステージでは再発率60%ぐらいなのでそれが57%~54%に減るということです。微妙だな。5年生存率はステージ3全体では60%ですがその中には再発の人もおおいんだろうなー。現実的な数字を持ってこられると寂しくなります。早く新しいデータが欲しいです。

私はその転移、再発しない中に入りたいだけ。
祈るしかないと夫はいいます。


歯医者と耳鼻科に行く

2019-12-27 | 内科・耳鼻科・皮膚科・歯科・心療内科の診察など
昨日の事。
仮歯の被せが取れて直してもらい、その仮歯の歯も欠け歯医者さんに行きました。
神経がないはなので取れても問題ないとの事。
仮歯のまま半年は経つので早く正式に歯をいれる必要があります。

次に近くの耳鼻科に初診で行きました。
耳鳴りがあるけど次回の抗がん剤はしていいのか聞きたかったからです。
結論は抗がん剤治療を、優先した方がいいかもと言うことでした。
プラチナ系の抗がん剤は難聴、耳鳴りがあるので要注意。
オキサリプラチンは頻度は少いのですがあります。

診察はかなり待って、でも口コミ通り話を聞いて下さる先生でした。
お決まりの聴力検査をしましたが、思ったより悪かった。防音室でやらず、診察の赤ちゃんの泣き声が丸聞こえだし、それも影響あったのかも知れません。
低音と高温が悪く、1000デシベルと4000デシベルは問題なかったので普通ですよと言われました。
前に突発性難聴やっているので、オージオメータのグラフはガタガタでした。

今日はクリスマスイブイブ

2019-12-23 | 徒然
少し前に地元のイルミネーションをみに行きました。
このシーズンは人で賑わっています。












綺麗でした。
来年も元気な姿で来れますように。

癌がわかり、初めに4型スキルス大腸癌と言われたときは、秋ぐらいまでかな、と思っていました。今年が越せるなんて思ってもみませんでした。




ゼロックス療法 6クールゼローダのみ 副作用

2019-12-21 | CVポート/手足症候群など副作用
ゼローダの副作用の手足症候群が辛いです。
手先、足先にできた縦筋が地味に痛く、引き攣れる感じです。
爪周囲炎は治りつつあります。
オキサリプラリンの副作用もあるのか手先、足先が痺れています。
寒いのが災いしているのかもぢれません。
何と言っても一番気になるのは耳鳴りです
手足にはストロンゲストのテルモベートを塗っているのですがあまり変わりません。



足はこんな感じです。親指の皮膚が硬くなっています。
踵もヒリヒリ痛くて痺れています。でも亀裂が入っていないので歩けます。
足先の痺れは温めても治る気配はありません。
冷たいものは極力飲まないようにしているのですが、出先のトイレの水が冷たくてそれが引き金になり痺れが続くのが怖いです。

次回7クールは1月9日です。
前回の5クールは11月14日ですから約2ヵ月空くことになります。
痺れと耳鳴りを天秤にかけてどうするか決めようと思います。
再発、転移のリスクが高いので止めたくはないのですが、続ける自信もないし、止める勇気もないんです。暫し様子見です。
その前に恐怖の造影CTが年明けにあります。
結果が怖いです。肺結節はクリアできるのかな・・・
夫は大丈夫と言いますが心配です。


こちら病院でもらった薬。
半分は置いてきたのですが凄い量ですね。
寝る前には足にヘパリン系の薬をたっぷり塗ってサランラップの上から包帯して靴下履いて寝ています。

他の副作用は頭痛、ポートの後がピリピリ痛い事。



3ヶ月ぶりの仕事

2019-12-20 | 徒然
6クールはゼローダだけになったので、たまっている仕事を片付けるため、夫のいる職場へ戻っています。
今日で5日目です。
仕事をやっている時は病気の事など忘れています。この度は難しいというか面倒な書類を出すことがあり、
経理担当の私じゃないと出来ないので、その為に帰ってきたようなものです。
経理歴25年のベテランですからね。

帰ってくる早々に仮歯が取れて、口腔外科に行きました。
懇意にしている先生で、私の病気の事も理解してくださっているので安心です。
粘膜炎や口の渇きの相談もし、よい薬を紹介してくださいました。


仕事は順調に進んでいますが、問題はゼローダによる手足症候群です。
飛行機に乗って帰ってきたのが原因なのか耳鳴りも激しくなった気がします。
帰りは電車で帰ります。ここは新幹線が通っていないので東京まで7時間ぐらいかかりますが、
電車の旅は好きなので構いません。
ただ腰に来そうでそれが心配です。


手足先にはドレニゾンテープを貼ったり、包帯巻いたりしていますが、症状は悪化傾向です。
常に手足がジンジン、足の小指の爪が変形している感じ。
靴に中敷きを敷いたので歩くのは楽になりました。
こちらに来て仕事で行くところも多く結構歩いているので踵に亀裂が入りそうで怖いです。


それにしても食欲はあるし、6クールのゼロックス療法の副作用も抜けてきたし、病気がわかる前より元気な感じです。


今は転移、再発したくない!
抗がん剤もしたくない!


ゼロックス療法 6クール ゼローダのみ

2019-12-12 | XELOX






血液検査の、結果も良好でしたが、オキサリプラチンは見送りとなりました。
調子悪くてもうできないと思っていましたが休薬2週間で復活傾向です。
年明けの7クールは出来ればと思います。

手足症候群が心配です。
手先の縦皺の数も増え、深さも深くなり皮膚が引っ張られて痛みがあります。
裂けてしまうとかなりの痛みを伴いそうです。
足は親指は爪周囲炎が良くなったりいたくなったり、足の裏も厚くなり、
真っ赤、足の外側も厚くなりヤバそうな気配です。
今のところグレード2だと思います。

主治医とは今日も、問題なく診察は終わりました。

年明けの造影CTの結果が今からドキドキです。
どうか、転移、再発無しでお願いします。


経過 2019年

2019-12-09 | 経過
"2019年

5/24  クリニックで年に一度の健康診断を受ける


5/28  cea ca19-9の値が良くないので総合病院を予約したと電話有り。


5/30  地元総合病院受診
◎血液検査、
◎胃カメラ、
◎CT
血液検査の項目をみてアウトだと思う


6/4  大腸内視鏡を受ける 大腸癌発覚
ステージ2で、リンパ節には転移してないと言われる
ここでは、大腸内視鏡が最後までてきず、生検検査も取り方が悪く判断出来ず。癌専門病院に予約を入れる。


6/6 癌専門病院初受診 
主治医不在。検査始まる
◎血液検査、採尿
◎胸部立位撮影、腹部立位撮影、腹部臥位撮影
◎負荷心電図
◎肺機能検査


6/12 各種検査
◎血液検査  5本ほど
◎心臓の超音波検査
◎下部内視鏡検査
◎下肢静脈の超音波検査


6/13 主治医と初顔合わせ。
◎総合内科(循環器)
◎腹部超音波
◎CT撮影
◎主治医診察
12日の腸注のバリウムが抜けず次週CT再検査。

4型(びまん性=スキルス性)大腸癌と言われ青天の霹靂。
この日夫と田舎に帰り、二人で落ち込む。今生の別れかもと思う。

6/20 診察 CT
現時点でS状結腸癌 ssn1m0ステージ3a  病理診断で中分化
だったら夏を越せる❗と嬉しかった。


6/26 癌専門病院に入院


6/28 癌専門病院にて腹腔鏡で手術

7/3 腹膜播種があり、ステージがひとつあがり4に。


7/11 退院


7/25  術後初回検診 (大腸外科)
腹膜播種ではなく癌細胞はなくて筋腫だと言われステージは3へ。
リンパ節転移 7個
T4aN2M0 ステージ3c


7/25 消化器内科初受診  
術後補助的化学療法はXELOX療法決定


8/8 初回1クール
XELOX療法(カペシタビン:ゼローダーとオキサプラチン:エルプラット)1クール3週間を8クール。期間は半年の予定


8/28 2クール

9/30 ポート埋め込みの為2泊3日で入院予定

10/1 ゼロックス療法3クール
オキサリプラチン 25%減量
ゼローダ 1錠 減薬

10/17  Yクリニックで造影剤CTを撮る

10/24 ゼロックス療法4クール
オキサリプラチン 25%減量
ゼローダ 減薬 5→4 

CTを撮ったクリニックから結果戻る。明らかな転移、再発はなしとの回答。しかし腫瘍内科の主治医から肺結節に転移の示唆あり。

10/31 大腸外科で術後4ヶ月検診  
転移、再発なし。肺結節は経過観察。

11/14 ゼロックス療法5クール
オキサリプラチン 25%減量
ゼローダ減薬 4→3

12/5 ゼロックス療法 6クール
体調不良の為スキップ

12/12  6クール ゼロータのみ
1回3錠×2


サポートセンターの看護師さんと話す(2回目)

2019-12-08 | 内科・耳鼻科・皮膚科・歯科・心療内科の診察など

12月7日の事

手術を執刀して下さった先生は消化器外科でサーベイランスでお世話になっています。
血液検査、CT画像の結果から転移、再発を見て下さいます。次回は年明け。


抗がん剤でお世話になっている先生は消化器内科、化学療法の主治医です。
3週間毎にお世話になっている先生です。問題はこの主治医。
先生の何気ないひと言で落ち込んでサポートセンターに駆け込みました。


3ヶ月前、ポート埋め込み手術の予約時にどうせ転移するんだからと言われました。
1ヶ月間前は放射線医師からは転移、再発はないとコメントがあったのに
肺の転移を示唆するような事を言われ悲し過ぎました。
肺に結節があったのですが、内科医の夫が言うには結節が2~3mm程度だと
何も分からないと言ってました。
それを転移だと言うのは早すぎかもと。
不安をあおるような言動は避けて欲しいです。
主治医も転移だとは思っていないようでしたが、云い方に問題ありです。


医師の目から見たら再発率高い患者だと思います。
だからXELOX療法というきつい抗がん剤治療をしています。
最近は毒が蓄積されて辛いです。


それが前回は態度が温和になった気がしていました。
今回も余計なひと言もなくやはり言動が柔らかかったのです。
明らかに以前とは違っていました。カンファレンスで何か言われたのかな。。。
そう思っていました。

サポートセンターの看護師さんにその事を言ったら、カルテに肺の転移が心配で不安になっていると書いたそうです。どうりでね。
先生も言い過ぎたって思ったのかな。
30代半ば位の若い先生だから経験不足なのかも。
本当に転移、再発してたらどうなるんだろう。


次回の診察は1週間後ですがこのときはサポートで看護師さんはつきません。
泣きついて行ったサポートセンターの看護師さんから残り4回の抗がん剤治療をサポートしますと言って下さいました。でも忙しい看護師さんみたいなので出張が多そうです。有りがたさが身に染みます。

今回は体調が悪かったので抗がん剤治療は見送りました。
何度も同じような事を書いているので、読まれた方はまたかよ、と思われているかも知れませんね。心に焼き付いた事なので繰り返してしまいます。