窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

オジロワシ、営巣へ

2023-03-15 17:50:03 | ワシのいる風景

水温む。硬く凍っていた川が緩んできた。氷の上に水が覆うようになった。

おばんです。小太郎でごじゃります。

            ★ オジロワシ、営巣へ ★

これから河口の方から氷が落ちて行く。氷の上を歩いて上流に行けなくなる。

寂しい。

川沿いにオジロワシの巣があるけどもう観察できない。

オジロワシの夫婦が営巣の準備に入ってた。2週間前。

すでに産卵が終っているはず。もう近寄るな、ということ。

次はヒナが巣立ちするころ会おう。


崖の上のオジロワシ

2023-02-22 16:14:01 | ワシのいる風景

オジロワシが海岸段丘の上に止まり、海をにらんでいる。

おばんです。小太郎でごじゃります。

          ★ 崖の上のオジロワシ ★

根室海峡はオホーツク海の海水が太平洋に流れ込む通路。

流れの早い海流が海岸を削り取り段丘が発達している。

風が強く高木も生えない。

見晴らしがいいのでオジロワシが流氷の海を凝視している。

やって来るカモを狙っているのだ。


狙いは魚よりもカモ

2023-02-08 17:37:39 | ワシのいる風景

野付半島のワシ事情は寂しいものです。

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

           ★ 狙いは魚よりもカモ ★

過去には100羽以上のワシが今時期にはいました。

現在はこれから繁殖に入るペアが4番い。

晴天が続くと、海から打ち上げられるものはあてにできません。狙うは氷の隙間

で漁をするカモ。ホオジロガモやウミアイサ、スズガモなど潜水カモたち。

体調が悪い個体や油断する個体が対象です。

氷の上に止まり、ひたすらチャンスを狙います。時々、羽が散らばっているので、

成功するときがあるのです。


コマイが集まってるかな

2023-02-02 19:50:02 | ワシのいる風景
1990年ころまでは野付半島の沖合はタラ科の仲間、コマイの日本一の産卵場所
でした。
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
         ★ コマイが集まってるかな ★
 
その後獲りすぎもあり、定置網がすべて撤去。
 
コマイの資源もいまだ回復していません。寂しい。
 
 
ときどきカモメがたくさん集まっているときある。大きな群れではないが
コマイが産卵しに来てるかなと思わせるシーンがある。
 
 
数は少ないがオジロワシが浮いてくるコマイを捕りに沖合に向かう。
 
 
以前は30㎝くらいのコマイを脚に掴み、陸と海をピストン飛行していた。
 
もう一度あのシーンを見ることを祈る。
 

 


オオワシが集まってきた

2023-01-31 16:31:28 | ワシのいる風景
風蓮湖。大寒波のおかげで、漁師が動き出した。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
         ★ オオワシが集まってきた ★
 
氷の質が良くなり、厚さが30㎝を越えた。
 
氷の下にいる魚を捕るために氷下待ち網漁の定置網が設置された。
 
夫婦の漁師がスノーモービルでやって来る。
 
 
網を上げだすと湧いてきた。周辺の森で待機していたオオワシ。
漁師の周りにやってきて並ぶ。争うこともなくじっと見守る。
 
 
ゆっくり増えてくる。
 
市場に出す魚を箱に入れると出さない魚はすべて氷の上に置いて行く。
 
それまでは動かず。
二人が乗って移動すると競争が始まる。早いもの勝ちの世界になる。