窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

ヘラシギ

2021-09-16 20:55:40 | シギ・チドリ

7月から9月にかけてやって来るトウネンを観察していると数年に1度、おみや

を連れてくることがあります。

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

               ★ ヘラシギ ★

30羽、40羽の小さな群れを作るトウネン。アマモが現れる干潮時の干潟に集ま

てきます。その中にヘラシギというシギが紛れ込んでいることがあります。

私は「おみやげ」だと思っています。丹念にトウネンを見てきたご褒美です。

ヘラシギは珍しい。野付半島の干潟では数年に1度くらいしか出会えません。

本当は毎年来ているのかもしれませんが、出会いが無いのです。私には珍しい

のです。

トウネンに比べるとちょこっと白っぽい。でも紛れてしまうとほとんど分かり

ません。

嘴がシャモジみたいにぺしゃんこ。トウネンと区別するにはこれだけが頼り。

見つけ出すと、嬉しく興奮します。

せっかく見つけたのに、ウミネコが飛んできたせいでサッと飛び去って行きま

した。

残念。