オオウバユリが我が家の庭で満開だ。
おばんです。小太郎でごじゃります。
★ オオウバユリ、幽玄 ★
生まれて初めて野生のオオウバユリを見たのは、我が家の下を流れるタワ
ラマップ川の林床。
するすると伸びた花茎に交互に薄緑の花が咲いていた。
ユリらしくない花のつき方に感激した。
以来、少し文献を読み、種が落ちて花を咲かせるまでに8年もかかると知った。
咲いた後はスズのような殻になり、中にたくさんの実ができていた。
熟成すると乾燥した種がからの中から、風が吹くたびに周囲に飛んで行く。
それを見て枯れた花茎を鈴殻ごと持ち帰り、我が家の庭に撒いておいた。
何万もの種を蒔いた。
それが芽を出し、少しづつ育ち、40年目にして我が家の庭いっぱいに咲き誇った。
台所から眺める一面のウバユリの花は最高だった。