ベニヒワの小さな群れに出会いました。海岸の草地、ハマニンニクやオオマツヨ
イグサが生えていて、枯れ草になっています。今季はあまり出会いがなかったので、
飛び立った場所でしばらく待ち伏せをすることにしました。
おばんです。小太郎でごじゃります。
★ 海岸線のベニヒワ ★
11月に我が家の裏の林で見かけました。ハンノキの松ぼっくりみたいな実に
集まり、しきりに食べ散らかしているようでした。いつも木の上の方にいるので
近寄ることができません。次々に木々を渡り歩き、どこに行くやら探すのが大変
です。
海岸線で見かけることが数年に1度くらいあり、そんな年は「当たり年」なんて
言っては喜び、200羽、300羽の群れを追いかけています。最近は、当たり
ません。
ベニヒワが繁殖しているシベリア北部の森林の食べ物の状態で、南下しない年が
あります。最近は気温が高いせいか、やってこなかったようです。
待っているとすぐに帰ってきました。ハマニンニクの実穂につかみ、自分の体重
で穂が曲がったところで殻から実をほじりだしては食べています。地面に落ちた
小さな実をしきりに拾い食べています。
オオマツヨイグサの花茎は太くがっちりしているので止まりやすく、筒状の殻
から小さな種を拾い出して食べています。見ていると褐色の羽色で、胸部が白っ
ぽく、頭頂部が赤いメスや幼鳥が多くいます。
胸の羽毛が赤いオスは5羽に1羽混じっている感じ。意外に目立ちません。嘴の
橙色が近づいてみると目立ちます。
こまめにこまめに殻から取り出し、落ちた小さな実を拾い、お腹を膨らせます。
ときどきカモメとカラスが頭の上を通過して行くと、ぱっと飛び立って退避し
ます。警戒心がとても強い小鳥です。
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