5月のはじめ、野付半島には100羽以上のオジロワシが集まっていました。
おばんです。小太郎でごじゃります。
★ オジロワシ、旅立ち ★
毎年同じ光景が見られます。オオワシはすでにいなくなり、オジロワシの若い
連中が集まっています。
この時季だけに見られる光景です。定置網から捨てられる魚を食べに来てるの
かなと思っていましたが、5月半ばには個体数が急に減るのです。
残っているのは成鳥だけです。すでに抱卵して営巣の真っ最中。若い連中は
何処に行ったのか。営巣地に縄張りを持っていない若たちはカムチャッカ半島
に向かうために出発の準備をしていたのです。
成鳥たちは早く営巣地に到着して縄張りを確保しなければいけません。若たち
は早く着いてもまだその力が無いことを知っているのです。
まだ厳しい天候の現地に行くより待機して渡る方が得策ということを知ってい
るのでしょう。
6月、すでに彼らはカムチャッカに到着。新しい生活を始めているはずです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます