窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

河口のカワセミ

2019-10-10 12:42:45 | 山野の鳥

 

上流から流されてきた流木が河口の浅瀬に引っかかり、枝が水面にでています。その枝に

今年生まれのカワセミが2羽、止まっています。

おばんです。小太郎でごじゃります。

              ★  河口のカワセミ  ★

干潮に向かい、川の水位が少しずつ下がり、流れが早くなってきました。水没していた流木が

顔を出し、丁度良き止まり木になっているのです。

潮が動くとき、特に引き潮の時は小魚が群れを成して動きます。それを狙い、カワセミが

やってきます。今年生まれのカワセミたち。彼らにとり、ここは魚捕りのよき訓練場になって

いるようです。潮が引いて行くほどにチャンスがやってきます。

汽水域の河口には川の魚だけではなく、野付湾で生まれた海の魚の稚魚がたくさんいます。

秋田地方ではカワセミを「ザッコドリ」と呼び、雑魚を捕る鳥として親しまれています。

彼らが水辺に棲み、盛んに小魚を捕るシーンが見られたからです。

野付湾でも秋になるとカワセミがやってきてしきりに小魚を捕っています。こちらでは

繁殖期になかなか見れないカワセミさんです。

 



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