今季の風蓮湖の氷の上は歩きやすい。雪が降りましたが、気温が低かったせい
で表面が凍らず、風で吹き飛ばされています。
おばんです。小太郎でごじゃります。
★ 必死です、ワシたち ★
埋まらず歩けるのは愉しい。広い風蓮湖の上を横断する気持ちで歩きます。
私は日・祭日しか行かないので、漁師が魚を回収しに回る日と会わないかもし
れない。車やスノーモービルで設置網に行く漁師が少ないのです。
回収している魚の量を遠くから見ていると以前に比べ10分の1くらいしか
ありません。チカやワカサギ、ニシンは金になりますが、それ以外のカジカや
ヌマガレイなどの雑魚も多く入っていません。
つまり投げる(捨てる)雑魚が少ないんです、今年は。遠くから様子を見ている
オオワシやオジロワシが集まってこないのです。投げられた雑魚を数羽が取りに
来たら、なくなります。
氷上で待っているワシたちは我慢強い。次にやって来る漁師を待ち続けます。
そんな状況で1羽のワシが大きな魚を掴み、飛び出すと目ざとく見つけたワシ
が追撃します。大体、若い個体が大人の個体に狙われることが多いようです。
経験を積んだおとなワシはスピードが速く、不意を衝くのが上手い。逃げる
若いワシを氷の上に追い込みます。ケガをしたくない若いワシはすぐに魚を
放します。勝負は瞬間に終わります。
大きなカレイをワシ掴みして大人のワシは去って行きます。こんな光景があちら
こちらで見られます。ひもじい季節です。
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