14時46分、テレビの前に立ち合掌。11年前のことを思い出しています。
がっつんとした揺れがあり地震を感じる。突き上げるような大きさを感じたが
揺れはさほど大きくない、
おばんです。小太郎でごじゃります。

★ 合掌。東北地方太平洋沖地震 ★
でも日ごろの地震ではないと思い、すぐ外に出てみる。地面がごーぅんと
唸っている。これまで大きな地震を何度か経験してきたが、地面がこんなに
唸ったことはなかった。
すぐに家の中に入りテレビをつけて、東北の太平洋沖で大きな地震が起きた
ことを確認。大きいぞと思う。

そのあとはテレビにくぎ付け。あのとき流れた映像、今はほとんど出てこない
が、LIVEの映像のすごさを実感した。
2日後、野付半島に行ってみた。太平洋沿岸の根室港は数水位が上がり船が港に
打ち上げられたと聞いていた。オホーツク海側には津波が来ているか、見てみ
たかった。
やはり来ていた。強力な波が押し寄せていた。野付湾の入り口周辺にその爪痕
が残っていた。

厚さ20㎝以上はある氷が波の力で割られ、波により、岸辺の方に運ばれ、氷の
上に氷が乗り上げてる。氷は海底から巻き上げられた砂を被り、真っ黒になって
いる。

氷の下に波が入りこんで氷を持ち上げ、平らだった氷を砕いったようだ。これ
だけの氷を砕く力はすさまじい。割れた隙間から海水が吹きだし、巻き上げて
きた砂が被ったのだ。

さすがに奥の方までは波の力も届かず、奥の方の氷は無事だった。
あとで確かめてみたが、野付湾の半分くらいまで氷が持ち上がっていた。
氷が波の力を抑え込んだようだ。
