窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

ホオジロガモと流氷

2023-02-07 20:57:48 | カモ類

野付湾はほぼ全面凍っています。

おばんです。小太郎でごじゃります。

            ★ ホオジロガモと流氷 ★

毎日、湾内でできた氷の一部が流氷になり流出して行きます。

流氷ができると集まってくるカモがいます。ホオジロガモはその代表格。

待ってましたと流氷の隙間、海開面に集まってきます。

氷の下にはチカやワカサギなどの小魚が集まり、砂地の中にはアサリが棲息して

います。波の無い水面は彼らには助けになります。


防波堤、波の彫刻

2023-02-04 20:04:19 | 根室の風景
大寒の風物。流氷が知床半島にせき止められた初日。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
          ★ 防波堤、波の彫刻 ★
 
毎年、この時期に野付半島では波が作る氷のアートができる。
 
 
今季は寒気が安定していたので、ふとふとの波氷の彫刻が出来上がった。
 
防波のために設置されたテトラポットに当たった波が飛沫になり、凍ったもの
が付着してできたもの。
 
 
各地でできるかと思っていたが、これほど大きなものは意外と見られない。
 

 


コマイが集まってるかな

2023-02-02 19:50:02 | ワシのいる風景
1990年ころまでは野付半島の沖合はタラ科の仲間、コマイの日本一の産卵場所
でした。
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
         ★ コマイが集まってるかな ★
 
その後獲りすぎもあり、定置網がすべて撤去。
 
コマイの資源もいまだ回復していません。寂しい。
 
 
ときどきカモメがたくさん集まっているときある。大きな群れではないが
コマイが産卵しに来てるかなと思わせるシーンがある。
 
 
数は少ないがオジロワシが浮いてくるコマイを捕りに沖合に向かう。
 
 
以前は30㎝くらいのコマイを脚に掴み、陸と海をピストン飛行していた。
 
もう一度あのシーンを見ることを祈る。
 

 


越冬、ツメナガホオジロ

2023-02-01 15:40:18 | 山野の鳥

吹雪の中、ツメナガホオジロの群れをようやく見つけた。

おばんです。小太郎でごじゃります。

           ★ 越冬、ツメナガホオジロ ★

毎年、海面水位が上がるせいで、半島の地形がどんどん変化する。

」砂石利が打ち上げられ、ハマニンニクの草地が消えていく。大好きな実が

無くなり、ユキホオジロやツメナガホオジロは分散。

アマモがよく打ち上げられる砂浜に居つく。それを探さないといけない。

アマモの実は菜種の実くらいで、波をよく被る砂浜に落ちている。

彼らはそれを探し、やって来る。アサリやホッキカイの殻が散らばる場所に

今季は集まっている。