こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

ある朝に眺めた浅間山、榛名山、赤城山、そして市街地

2014-04-03 | 朝景

ときには、市街地から遠望できる山の朝焼けを撮りたかった。しかし、今年の冬は寒かった。それなりの防寒の用意をしても、日の出の時をじっと待っていると、身体の芯まで凍えそうになった。また、降雪のために、展望の山までの道が凍結することも多々あった。

なんだかんだと理由を見つけては撮りに行くことが億劫だと思っていたために、市街地を囲む山々のモルゲンロートを撮るチャンスを逃してきた(反省/残念 = 30/70)。時が過ぎてしまったが、1月5日に撮った朝景色を、今日はアップロードする。

*****

市街地と浅間山などが朝の陽光で目覚めていく光景には、何か魅せられるものがあった。顔に向かってきた風は痛くなるほど冷たかったけれども、7時5分頃撮影。

Img8870a

 

 


カシミール 3Dによる山座同定

Asamaharunaa

 

 



目覚めは、浅間山(2560 m)から始まった。モルゲンロートと周辺の山々(1000- 2000 m)や市街地との対比、これは束の間の光景であった(6時59分頃)。

Img8853aa_2



鼻曲山、浅間隠山、榛名山にも朝陽があたり始めた。湯の丸山(2000 m)には、朝霧がかかっている(7時3分頃)。

Img8861a



 

市街地は桐生市、みどり市、伊勢崎市、前橋市、高崎市などである。合わせて、100万を超える人々が住んでいる。上州人として、撮り手は感慨のようなものを覚えた(7時10分頃)。

Img8877a



この展望所(白葉峠)では、赤城山の全体を望むことができない。しかし、そのことがかえって、赤城山の朝焼けを際立たせる。左から、荒山、地蔵岳、長七郎山、鳥居峠、駒ヶ岳、黒檜山(最高峰)など、7時3分頃。

 

Img8863a



地蔵岳(旧中央火口丘)から駒ヶ岳、黒檜山まで、7時5分頃。

 

Img8864a

 

 



この日は展望に恵まれた。この画像は八ヶ岳連峰から赤城山までのパノラマである(7時6分)頃。更に気象条件が良いと、榛名山の右側(北側)に草津白根山や渋峠が写る。

 

Panorama14asunrise


*****
EOS 6D、EF 70-200 mm f4L、フィルター使用せず、RAW、Aperture 3.5(現像、画像処理)、PhotoStitch(パノラマ画像)。