こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

赤城山、JR両毛線にて、2019年9月

2019-10-02 | 鉄道

赤城山は、上州人にとってソウルフードのような存在かもしれない。このとき、9月下旬にしては驚くほどの展望日和であった。たまたま、JR両毛線(群馬県高崎市と栃木県小山市を結ぶ路線)を利用したので、幾つかのポイントで赤城山を撮ってみた。なお、両毛線は前橋駅、伊勢崎駅、桐生駅とそれらの付近において高架化されている(余談ながら、栃木県内では栃木駅)。


前橋駅近くで利根川鉄橋を通過しているときに。高層ビルディングは群馬県庁である。前橋や高崎で眺めると、赤城山では山内の各山頂よりも広く伸びている裾野が印象的である。裾野の左奥に、県境(群馬と新潟)の山々が僅かに見える。

 

前橋駅と伊勢崎駅の間にて(1)

赤城山については、このような姿がもっとも魅力的であると主張する人々が、わたくしの周囲に多い。

 

前橋駅と伊勢崎駅の間にて(2)

いつもの同行者がいるならば、山座同定で議論ということになるが、このときは一人旅であった。家人の命令にしたがい購入した高崎名物の駅弁のダルマ弁当を数個携えて眺める赤城山の姿は、わたくしにとって格別の味になった。

 

 伊勢崎駅付近にて。

 

「追記」 冠雪の浅間山(伊勢崎駅のプラットホームにて)。
両毛線において、これほどまでに浅間山が見えるポイントは伊勢崎駅のみである(わたくしの知る限りにおいて)。いつかはホームでダイヤモンド浅間山を撮ってみたい。撮影、2018年2月中旬。

 

桐生駅付近では、降車準備で撮影を中止にした。なお、桐生駅のプラットホームからは、赤城山の一部(鍋割山)が見える。

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少しばかり撮り鉄になって。JR東日本のリゾート列車(新前橋駅付近にて)。


ちなみに、「華」は全車両がグリーン扱いとのこと。パンタグラフが今や懐かしいタイプである。

 

 

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撮影、9月25日午後。

EOS 6D,  EF 50 mm F1.2L(単焦点レンズ)。

 


渡良瀬川散策、花桃で彩られた神戸駅にて(その2)

2016-04-05 | 鉄道

わたらせ渓谷鐵道の神戸駅にて

この跨線橋は列車が到着する直前になると混雑する。

鉄路、花桃、桜、そして標高1000 m以上の山々。ここは谷間の駅である。


使われなくなった鉄路は旧国鉄足尾線の頃を偲ばせる。足尾線では、足尾銅山が活発に操業されていた頃、蒸気機関車が貨車や客車を牽引していた。旧国鉄の民営化によって貨物運送が廃止されると、足尾銅山は閉山された。

 


上り列車の入構。跨線橋にて。

 

 

 それぞれの車両では、上部までメンテナンスが行き届いている。


各列車が駅を離れて行く。


 

神戸駅は渡良瀬川沿いに位置している。

岩の表面での色の違い岩の上の転石は、流れが激しいときの有様を想像させる。上流にダム(草木ダム)ができてから、川の流れは概して穏やかになっている。かつて、この川の中流・下流域は洪水の被害を何度か受けてきた。

新緑で覆われるときが待ち遠しい。

 

撮影、4月3日午後EOS 6D、EF 70-200 mm F4L、EF 50 mm  F1.8 II。

 


渡良瀬川散策、花桃で彩られた神戸駅にて、2016年4月

2016-04-03 | 鉄道

わたらせ渓谷鐵道神戸駅

足尾方向を望む、神戸駅にて(その1)。


 

桐生方向を望む。奥にトンネルが見える。


トンネルから足尾への列車が現れる(その1)。


トンネルから足尾への列車が現れる(その2)。

 

 

そして、反対方向からも列車が近づいてくる。神戸駅は列車交換(行き違い)駅である。

 

わたらせ渓谷鐵道は、桐生駅と間籐駅(日光市足尾町)を結ぶ鉄路として渡良瀬川渓谷沿いに設けられている。さて、神戸(ごうど)駅には花桃が300本ほど植えられている。まさに、この停車場は花桃で彩られた駅である。

今日午後は薄日が差す状態になったので、私達は再びアカヤシオの花を探そうかと渡良瀬川沿いを散策することにした。しかし、花桃の彩りに出会った途端に目的変更、私達はこの駅にしばらく留まることにした。あまりにも、その彩りが美しかったからである。 駅には、彩りに魅せられた人々が集まっていた。

(つづく)

 撮影、4月3日午後2時頃から


EF67102 電気機関車、シングルアーム型パンタグラフであった頃に

2015-08-12 | 鉄道

 

 

 

今日はブログのタイトルを離れて、電気機関車の画像をアップする。東広島市での会合に参加したときに、山陽本線で私はこの直流型電気機関車を見かけた。機関車(101から105)は急勾配区間用として製造(EF65型の改造)された。そして、パンタグラフ(集電装置)がシングルアーム型であることが当時の機関車としては珍しかった。

しかし、最近の画像を検索して、この機関車のパンタグラフは菱形のようなもの(PS22B)に変換されていることを知った。シングルアーム型パンタグラフを2本立てるシンプルで力強いスタイルの画像は、今では撮れないものとなっている。あのときに様々なアングルでEF67102を撮っておくべきであった(自戒の念を込めて)。

 

EF66型機関車とともに

 

 

撮影:2007年10月