花のクローズアップから
節分草の可憐で清楚な姿において、花弁に見えるものは萼片である。萼片はパラボナアンテナのような形になっている。多分、太陽光を集める役割を担っているのであろう。
斜め上から眺めてみると。
黄色のパーツは花弁が蜜線状に変化したものである。紫色のパーツは雄しべであり、中心のそれは雌しべである。
葉の形状も面白い。葉は花茎の上部に2個対生している。それぞれの葉は3葉に深裂し、さらに細裂している(山渓ハンディ図鑑、山に咲く花(増補改訂新版)、2013年)。
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通常、萼片は5枚であると言われているが。(余談)蜜線状の花弁の先端は2裂している。
萼片が純白でないもの。光を浴びると、和を思わせる色合いが美しい。萼にアントシアニン(抗酸化色素)が含まれているのであろう。
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撮影:2月29日11-13時