近所の山で、山桜の花が目立つようになった。冬の面影としての枯木色がまだ残っている尾根や山腹での桜は、春を告げる花木として実に魅力的な存在である。
山桜には大木が多いので、木の近くに寄ると花は見上げることになる。
青空を背景として。
開放の条件で花を撮ろうとしていたとき、この場面がファインダーの視野に入ってきた。
咄嗟にフォーカスを飛行機に合わせた。
飛行機が消え去った後に。
*****
一作年は、山火事の消火中の自衛隊ヘリコプターがファインダーに入ってきた。2013年4月
*****
山桜には大木が多いが、対面で撮れる株が道沿いに生えている。
奥の山(西方向)は市民の山と言われている吾妻山(480 m)である。
落日の時間帯に撮ってみたいと思うが、空模様が今日を含めて良くない。ちなみに、今夜は月が雲に隠れている。
花と葉の優しさに惹かれて。
大木での花が斜めからの日差しを受けているときに。
*****
ミヤマウグイスカグラあるいはヤマウグイスカグラ(スイカズラ科スカズラ属の落葉性低木)の花も見られるようになった。
桐生自然観察の森(桐生市)ではミヤマウグイスカグラが咲くと案内されている。同園で鑑定していただくつもりである。
*****
撮影、4月2日午後