こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

映り込みを求めて、桐生川ダム、2015年4月

2015-04-14 | 桐生川・紅葉{桐生川)

目覚めて戸外を眺めると、近く山々で霧が立ち上っている。今日はこのような雨の朝で一日が始まった。ややこしい調べごとをしているうちに、私は何となく静かな空間に向かいたくなった。行き先はいつものスポットである。

日曜日はヤマメが放流されたために、桐生川には多くの釣り人が見られたが、今日は釣り人も少なかった。ダム湖に着いたとき、空模様は小雨が降る無風状態となっていたそして、さざ波がほとんど立っていない水面には、静かな映り込みがあった。

     

一瞬、鏡面(水面)はどこにあるのだろうかと凝視したくなった。

 

水面には、偏光フィルターを使って眺めたかのように太陽光の反射がない。天候のためである。

 

 

雨で濡れている桜とゆっくりと立ち上る霧は、この映り込みにふさわしい風景である。

 

 

 

 

対岸での映り込み

 

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橋に移動して、対岸や近くの新芽に焦点を合わせてみた。

雨が強く降り始めたので映り込みは消えてしまったが、上流の山々で霧が立ち上り始めた。

 

滑らかな部分とさざ波が立っている部分、水面には境目が生じていた。

 

 

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ダムの上流地点にて(渓流沿いで咲いている桜から)。

 

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4月14日、小雨、桐生川ダム(梅田湖)の西岸と梅田大橋にて、円偏光フィルター不使用。