市内の山(城山、じょうやま、361 m)には山城の跡(桐生城)がある。ちなみに、「山城跡」や「山城跡 桜」でGoogleで検索すると、この山城跡が上位でヒットする。さて、今年も、山城跡の桜がよく咲いた。数年前、この桜はほんとど咲かなかったことがある。そのときは、人々の間で原因についてさまざまな噂が立った。ともかく、桜の時季、城山は市街地から目立つ存在である。
山城跡は桜の花で覆われている(南側からの眺め)(ここでの開花は、市街地にくらべて一週間以上遅れる)。
この景色は市街地から目立つ存在であるが、自分なりのビューポイントで眺めてみる(東側から)。
山城跡は640本のソメイヨシノが植えられているとのことである(群馬県桐生市の案内から)。
西側の離れた位置からは、桜の色付きと常緑樹や新葉のそれとを対比できる。
雨の日に眺めるのも一興かと思ったが、霧の立ち上り具合が今ひとつであった。
以上の画像:4月14、15日(朝)撮影。なお、15日午後は激しい雷雨となった。
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城山(361 m)は柄杓山(ひしゃくやま)とも呼ばれている。山城(桐生城)は1350年に桐生国領によって築かれたと言われている。増田宏著「山紫水明 桐生の山」(みやま文庫、2015年)には、この城の歴史、規模、そして周辺の山々などが、分かり易く解説されている。
背景でもっとも高い山は鳴神山(980 m)である。
城山でながめると。背景は市街地(中心部)である。
これらの画像は、2010年4月撮影。