浅間山(2560 m)が雪を被ると、私達がが住んでいる市街地においても、この山が意外にはっきりと見える。そのため、浅間山の朝景、昼景、そして夕景は、私にとって原風景の一つになっている。ちなみに、市街地から浅間山までは90 kmほど離れている。
昨日(22日午後5時過ぎ)での夕景から
市街地にとって、浅間山(左側には剣ヶ峰)、浅間隠山(双耳峰型)、榛名山(鋭峰は相馬山)は見事な借景である。
以上は焦点距離90 mmによる画像である。
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突如として、南側の雪面が夕日を反射し始める。
画像は望遠(200 mm)で撮ったが、反射は肉眼でも視認できる。
夕日の沈む位置が浅間山に近づくと(2-4月)、夕景での彩りは大きく変化する。
上空に漂っている雲が雪面での輝きと彩りを引き立てる。
さて、このビューポイントから落日の位置(八ヶ岳)は見えない。
しかし、その方向を占めている地元の山(茶臼岳、300 m)の上空が輝き始める。
茶臼山は地元で必須の存在である。山頂にテレビ電波中継所が設けられているからだ。
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撮影:1月22日午後5時過ぎ、群馬県桐生市(菱町にて)