台風16号の接近によって、当地でも大雨警報が出されている。そして、ダム湖を囲む山々からは霧が立ちのぼっている。
ここでは、しばしば霧がダムの堤に向かって流れる。
ダム湖は先日まで満水状態であったが、このときは水位が下がっていた。台風による上流での降雨に備えてであろう。
堤を越えて、霧は下流へと流れる。
霧の流れが変化する。
堤の高さは61 mであり、長さは265 mである。
市街地(下流)方向での霧。
市街地近くの山で立ちのぼる霧(自宅付近)。桐生川に濁流が流れることは少ない。
かつて、台風が通過したとき、桐生川の水量は河川敷が見えなくなる位まで急激に増加したことがある。現在、上流での貯水によって水量はコントロールされているが、ときには放流を知らせるサイレンの音が鳴り響く。
撮影、9月18、19日、午後5時頃、群馬県桐生市にて。