浅間山(標高 2,568 m)は自分達の街の真西に位置している。そのため、春分の日には、街の展望台から眺めると夕陽が浅間山の山頂に沈む。その落日の様子を、自分はダイヤモンド浅間として何回か撮ってきた。しかし、今年は、落日の直前に山頂が厚い雲で覆われたために、ダイヤモンド浅間を捉えることができなかった。
3月21日撮影、群馬県桐生市にて。
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しかし、時には自然からの思わぬプレゼントがある。このときは、落日が進むにつれて、浅間山がグラデーション背景の中に浮き出てきたのであった。これほどまでに美しい光景は、夕陽が浅間山に沈むとき以外は見られないものである。
3月19日撮影、群馬県桐生市にて。