辺野古埋め立ての土砂は各地から運ばれる
画像は朝日新聞デジタル(2015年6月2日)より転載
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http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=117890
一粒も戦争・辺野古に使わせない 土砂搬出阻止へ全国協設立
辺野古埋め立ての土砂は各地から運ばれる
画像は朝日新聞デジタル(2015年6月2日)より転載
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http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=117890
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150601/k10010099641000.html
画像by中村公信
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日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS01H6V_R00C15A6MM8000/
安倍晋三首相は1日の衆院平和安全法制特別委員会の集中審議で、
米国などを攻撃した相手国が日本を攻撃する意思が不明確な場合でも、集団的自衛権を行使する可能性を排除しない考えを示した。
集団的自衛権に基づき敵国の弾道ミサイル発射基地などを攻撃する「敵基地攻撃」は「想定していない」と明言した。
衆院平和安全法制特別委で答弁する安倍首相(1日午前)
政府は集団的自衛権行使が可能となる「存立危機事態」の基準について、攻撃国の意思や能力、発生場所、規模などを挙げている。首相は答弁で「外形的に攻撃する意思がないと言っているだけでは判断できない。我が国に戦禍が及ぶ蓋然性を総合的に判断する」と強調した。
敵基地攻撃について首相は、武力行使の新3要件を満たせば法理上は認められるとの認識を表明。そのうえで「我が国は敵基地攻撃を目的とした装備は保有しておらず、想定していない」と語った。
首相は集団的自衛権の例として挙げる中東・ホルムズ海峡での機雷掃海に関し、国連安全保障理事会の決議を経て集団安全保障措置に移行した後も、自衛隊活動は継続できるとの考えを表明した。
中谷元・防衛相は「専守防衛」の基本方針に関する概念が、昨年7月の憲法解釈変更に伴い変わったことを認めた。
民主党の玄葉光一郎、寺田学、共産党の穀田恵二の各氏への答弁。
画像by中村 公信
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2015060102100006.html
国会審議を書き起こしたフェイスブックにアクセスが殺到している |
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安全保障法制関連法案をめぐる国会審議を書き起こした市民団体「ピースウオーク金沢」の主婦小原美由紀さん(50)=金沢市=のフェイスブックにアクセスが殺到している。
共産党の志位和夫委員長の追及を受ける安倍晋三首相の答弁を再現した投稿には「いいね!」をつけた人が四日間で一万人を超えた。シェア(転載)も六千三百人(三十一日午後九時現在)を超え、異例の広がりを見せる。(中山洋子)
小原さんが書き起こしたのは二十七日の衆院特別委員会での一幕。大学生の知人らがツイッターで「俺別に共産党に特に肩入れないし、むしろあんまり近づきたくないぐらい思っているけど、今日の国会答弁の志位さんの力強さったらもう涙でる」と書き込んでいるのに触発されて、論戦の一部を再現した。
志位氏はこの日、兵たん(後方支援)なしに戦争は不可能であると説く米海兵隊の「海兵隊教本」を示しながら、「後方支援は他国の武力行使と一体化しない」と繰り返す安倍首相の主張の矛盾を追及。安倍首相は質問には答えず、「兵たんの安全が確保されている場所において後方支援をする」という“安全論”を展開。質疑を通じて志位氏は、後方支援を拡大する安保法案が、武力行使を禁じる憲法に反する違憲立法であると断じた。
小原さんが二十八日未明にこのやりとりをフェイスブックに書き起こすやアクセスが殺到。これまでも多くの投稿をしているが、かつてない反響という。
「中継は見られないので、書き起こしは非常にありがたい」「安倍首相はどうやら、戦争とは前線で戦う兵士や将校だけがやるものだと考えているようだ」「原発は絶対安全だと言い切った政治家が、今日の福島原発の悲劇を招いた」など首相答弁にあきれる書き込みが続く。この状況で法案を通したら「自民党政治最大の汚点になる」と危ぶむ声もあった。
安倍首相は二十八日にも、民主党の辻元清美議員に「早く質問しろよ」とやじを飛ばす騒ぎを起こし、国会審議を軽んじる姿勢が批判を集めている。
小原さんは「大きな反響に驚いているし、広がりに可能性を感じる。国会中継を見たり、書き起こされた文章を読むことは難しくないので、主権者として関心をもって見守りたい」と話した。
『俺別に共産党に特に肩入れないし、むしろあんまり近づきたくないぐらい思ってるけど、今日の国会答弁の志位さんの力強さったらもう涙でるてか、人居なくて国会見てたら叫びそうなぐらい素晴らしい。総理は議論が出来てない。』
とか
『国会中継みながら悔し泣き。戦争法案が通りそうだから泣いてるんじゃない。こんなに重要な法案をこんなにとんちんかんなうわっつらの言葉でごまかして平気な顔してる人間を、みなが結果的に放置して好きなようにさせてることに絶望するわ…。』
とか、大事な人たちがつぶやいてるもんだから、
私ったら、私ったら、
<一部だけ、書き起こしました>
後方支援= 兵站 ・・へいたん・・(ロジスティックス)
新ガイドラインでも、全部「ロジスティックス」になっています。前方とか
後方とかという概念はありません。(後方支援と言ってるのは、日本だけ)
~~~~~~
<志位議員>
これは、米海兵隊がつくった「海兵隊教本」でございます。
現在使われているものであります。
「兵站はいかに重要か。
兵站は軍事作戦のいかなる実施の試みに置いても不可欠な部分である。
兵站なしには計画的で組織的な活動としての戦争は不可能である。
兵站なしには、部隊は戦場にたどり着けない。
兵站がなければ、武器は弾薬なしになり、
装備は故障し、動かないままとなり、
病人や傷病兵は治療のないままになり、
前線部隊は食料や避難所や医療なしに過ごさなければならない。」
兵站の重要性について 非常にわかりやすく書かれています。
次にですね「兵站と戦争」、という項があります
「兵站は戦争の一機能であるがゆえに
兵站システムとそのシステムを作動させる部隊および要員は、
暴力および危険の対象となる。
兵站の部隊、設備、施設は、
軍事攻撃の格好の目標であることを認識することが重要である。」
先ほど総理はですね、
「兵站は安全なところでやるのが常識なんだ」、と言われましたが、
しかし、海兵隊教本には別のことが書いてあるんですよ。
戦闘部隊はいろんなところに動ける。だから柔軟性がある。
兵站というのは計画的に動かなくてはいけない。
より、軍事攻撃の格好の目標になる。
軍事の常識がはっきり述べられています。
そして、結論です。
「兵站は戦争と一体不可分である。
兵站が軍事行為の不可欠の一部である
兵站は、いかなる、すべての戦争の中心構成要素である。」
非常に明瞭であります。
総理に伺います。総理は昨日本会議での私の質問に関して
「我が国が行う後方支援は他国の武力の行使と一体化しないように行うも
のである。このようなことから、武力行使と一体不可分であるというご指摘は当たりません」
と答弁されました。
総理がなんと言おうと、
自衛隊が支援する米軍が
「兵站は武力行使と一体不可分であり、
兵站が戦闘行為の不可欠の一部であり、
兵站は、戦争の中心構成要素だ」、
ここまでいっているんですよ。
相手はこういってるんですよ。
これが兵站の本質ではないですか?
<安倍総理>
たしかにですね 今、志位委員がご紹介されたように
兵站というのは重要なんですよ。
重要だからこそ、安全を確保しなければいけない。
つまり、兵站の安全が確保できないようなであれば、作戦行動は成り立たないわけなんです。
ですから、われわれが支援するのは、しっかりと兵站の安全が確保されている場所において、いわば後方支援をするわけであります。
食料等々を届けていく。攻撃されて奪われてしまったら、相手に渡るわけですから。だからこそですね
また、後方支援をしている間は攻撃に対しては脆弱である、という考え
方のもとに しかし、これもちゃんと、安全を確保しましょう、という
考え方でもあるんだろうと思いますよ。
えー、後方支援に際しては危険を回避し、安全を確保することは当然でありまして むしろ、軍事的に合理性があると、思います。
これは同時に、後方支援を充分に行うためにも、ま、必要なことでありまして
危険な まさに、場所にですね、物資をたくさん届けるというのは
敵に届けてしまうようなことになってしまうわけでありますから、
そういうところで、いわば後方支援をしないということは、
むしろ常識であるということは、
繰り返し申し上げてきたわけですが、
あえてまた繰り返し 申し上げたいと思うわけであります。
先ほど来、答弁させていただいていますように、
戦闘現場ではない場所、そして安全を十分に確保できるということについてですね、
しっかりと見極めながら活動をおこなっていくことに、区域を設定していくことになるわけであります。
<志位議員>
総理はね、これだけ議論したのにまた、同じ事を繰り返す。
「安全を確保します」、と。
しかしね、議論してきたじゃないですか。
これまで「非戦闘地域」でしかやっていけないという歯止めがあった、
これを廃止する。
戦闘現場でなければ。これまで政府が戦闘地域と呼んで行ったところま
で自衛隊が出かけて活動することになる。
攻撃される可能性がある。これをお認めになりました。
攻撃されたら武器の使用をする。これもお認めになりました。
戦闘になるんじゃないか
ということを私は提起してまいりました。
まさにこれ 議論を通じて、
自衛隊のやる後方支援は、戦闘になるということがはっきりしました。
これがこの議論の到達点なんですよ。
そしてですね、兵站というのは、いま、海兵隊の教本を示しましたが、
戦争行為の不可欠の一部であり
武力の行使と一体不可分のものです。
だから軍事攻撃の目標にされる。
これが世界の常識であり、軍事の常識です。
武力の行使と一体でない後方支援など
世界でおよそ、通用するものではありません。
なお、
1986年のニカラグア事件に関する国際司法裁判所の判決は
兵器または兵站もしくはその他の支援の供与について、
「武力による威嚇、または武力の行使」とみなされることもあり
うる、と書いている
あらゆる兵站がすべて武力の行使でなないということがありえないとい
うことは国際司法裁判所も明記していることであります。
しかもこれまでは「非戦闘地域に限る」
「弾薬を運ばない」とか言う歯止めがありましたが、
今回の法案は外してしまっているではないですか。
武力の行使と一体ではない「後方支援」というごまかしは、
いよいよ通用するものではありません。
今日の質疑を通じて
政府の法案が 武力の行使を禁止した
憲法九条一項に反する違憲立法であることは、明瞭になったと思います。
絶対に、認めるわけにはまいりません。
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▼動画はこちら
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戦争法案 志位和夫議員の質問
https://www.youtube.com/watch?v=0AxtxAeVc3c&feature=youtu.be