慰安婦像問題と歴史への向かい方 2018年1月18日
戦争責任の取り方で日本と対照的なのは、戦後西ドイツの場合だ。戦前の国家とは全く別の国家になったのに、ユダヤ人差別や虐殺の責任を負った。統一後もいまだ責任を負っている。ナチを支持する公的な表現は法で罰せられる。
日本はどうか。もう言うな。戦後処理は終わったと。慰安婦像が立つたびに外交で抗議か。よく言うよ。加害者のくせに。という声が出て当然だ。被害者にもう言うなというのはやめよう。どうアジア太平洋戦争を引き受けていくか。全国民の課題だ(S・A氏)
フィリピンのマニラ湾に面した遊歩道に建った慰安婦像(by産経ニュース)
比で慰安婦像が設置、大統領は「被害者の権利」
発信時間:2018-01-18 11:14:32
フィリピンのドゥテルテ大統領 |
フィリピンのドゥテルテ大統領はこのほど、マニラ市に慰安婦像を設置するのは、フィリピンの存命中の慰安婦被害者と家族の表現の自由に当たると表明した。フィリピンメディアが伝えた。
ドゥテルテ大統領は現地メディアの独占インタビューに応じた際に、「今月9日にフィリピンを訪問した日本の野田聖子総務大臣と会談した際に、マニラ市で慰安婦像が設置されたことについて遺憾の意を伝えられた。銅像の設置はフィリピンの憲法と法律に合致しており、干渉する権利はなく、阻止もできない」と強調した。
フィリピン国内の組織は、慰安婦像の設置は日本との関係を損ねるため、撤去を求めると表明した。ドゥテルテ大統領はこれについて、銅像の今後についてはまだ国家レベルに上がっておらず、マニラ市に処理を委ねるべきだと述べた。
慰安婦被害者の権益を守るフィリピンの民間団体は17日、新華社に対して「我々は日本側の慰安婦像に関する発言を批判している。日本側は慰安婦問題を解消したければ、日本軍による強制連行の歴史を認め、正式に謝罪するべきだ。銅像を利用しフィリピン政府に圧力をかけても、問題解決を促すことはない」と話した。
フィリピン国家歴史委員会とマニラ市は昨年12月8日、第二次大戦中の慰安婦を記念する銅像の除幕式を共催した。日本軍は第二次大戦中にフィリピンを占領し、1000人のフィリピン人女性を強制連行し慰安婦にさせた。フィリピンでは現在、慰安婦被害者70人が存命中。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月18日
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産経新聞の報道には・・・
ドゥテルテ大統領、マニラの「慰安婦像」に「しっかりとした措置をとる」 河井克行・自民党総裁外交特別補佐との会談で
http://www.sankei.com/politics/news/180118/plt1801180003-n1.html
2018.1.18 00:17
フィリピンを訪問した自民党の河井克行総裁外交特別補佐は17日夜、首都マニラでドゥテルテ大統領と会談し、昨年12月、マニラに日本軍占領下の慰安婦を象徴するフィリピン人女性像が設置されたことについて懸念を伝えた。これに対しドゥテルテ氏は「しっかりとした措置をとる」との考えを表明した。
また、ドゥテルテ氏は、昨年11月に実現したトランプ米大統領との初の首脳会談について「安倍晋三首相の多大なる協力があったからだ」として、安倍氏に対する「深甚なる謝意」を示した。会談後、河井氏側が明らかにした。