http://webronza.asahi.com/culture/2014072300003.html
「南京事件」映画、上映の�莖末
- 映画『ジョン・ラーベ~南京のシンドラー~』
- 2014年7月24日
- 2009年に製作された映画『ジョン・ラーベ~南京のシンドラー~』(フロリアン・ガレンベルガー監督、独・仏・中国合作)の上映会が日本で開かれるようになった。1937年の「南京事件」当時、中国の民間人を救うために行動したドイツ人、ジョン・ラーベを描いた作品だ。これまで国内では、政治的に微妙なテーマということもあってか、香川照之、井浦新、柄本明など著名な俳優が出演していながら5年間お蔵入りになっていた。内容に異論も出るなか、上映に向けて動き出したのは市民有志だった――。
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http://johnrabe.jp/ 『ジョン・ラーべ~南京のシンドラー~』
次回上映 ●2014.08.23(土) 文京シビック 小ホール
◎東京メトロ丸ノ内線・南北線 後楽園駅>【直結】
◎都営地下鉄三田線・大江戸線 春日駅(文京シビックセンター前)>文京シビックセンター連絡通路【直結】
◎JR中央・総武線水道橋駅>【徒歩約10分】
チケット情報
第1回上映 12:00開場 | 12:30 上映(映画+特別シンポジウム 込み) 1800円
第2回上映 16:30開場 | 17:00 上映(映画+アフタートーク) 1500円シンポジウム パネリスト
シンポジウムパネリスト
・永田浩三氏(元NHKプロデューサー・武蔵大学教授)
・鈴木邦男氏(「一水会」顧問)
・永田喜嗣氏(ジョン・ラーベ研究家・大阪府立大学 )
上映趣旨
南京事件70周年(2007年)に合わせて、世界中では南京事件に関する映画作品が
多く作られました。しかし、日本ではそのほとんどが一般公開されてません。私
たち「南京・史実を守る映画祭」実行委員会では、日本で上映されることが無
かった「南京事件」映画の上映を敢行してきましたが、今回、5年に渡る交渉の
結果、本作品の上映にたどり着くことが出来ました。世界中で認められた映画が
上映できない、そんなことはあってはならない。そういう素朴かつ当たり前の思
いが、私たちの原点です.
ストーリー
日中戦争が始まって間もない1937年12月。日本軍は中華民国(蒋介石)の首都南
京へ侵攻し陥落させた。首都機能はすでに重慶へ移転しており、数十万の市民と
中国兵士、そして十数人の欧米人が南京に残留した。残った欧米人たちは、迫り
くる日本軍から市民を保護する為、南京安全区国際委員会を設立、その委員長に
選ばれたのがシーメンス南京支社長のジョン・ラーベだった。本作品は、ラーベ
と国際委員会メンバーの人道的活動を史実を基に描く。
ドイツ映画賞で主演男優賞・作品賞・美術賞・衣装賞を受賞、バイエルン映画賞
では最優秀男優賞・最優秀作品賞を受賞した傑作。日本では上映不可能とまで言
われた本作品がついに日本初公開!