「自分だけじゃないと言う人」
マンションの杭打ちデータの改ざんが露呈し、その後多くの企業で同じ様な誤魔化しが発覚した事があった。
そんな関係者の心の奥には「ウチだけじゃない」「どこでもやっている」という言い訳がましい思いがあるに違いない。
そんな「自分だけじゃない」という言葉で責任や罪から逃れ様とする人は、視野の狭い幼稚な小悪人と言える。
子供はよく「皆もやってた」と、言い逃れ様とする。
だが、その「皆」の数は2、3でしかなかったりする。
これは、自分自身を取り巻く社会の広さが認識出来ていないからだ。
そして「皆がしていた」は「あの人もしていた」に通じ、自分が危機的状況に陥った時、第三者に責任をなすり付けたりもする。
こんな子供じみた卑怯者が、大会社の重要なポストに就いたりするから、世間という物は恐ろしいのだ。