人は精神から老いていく。 ねえ、何歳から老人というんだろう。新しいシニアを目指して素敵に老いる力を

新しいシニアを目指して素敵に老いる。高齢社会というけれど、高齢者が何を考えているかわかりますか?老いる力と幸せを考える

凛として

2019-11-21 05:22:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ


難しいけれど今朝も願うこと


「凜として」生きるということ


きりっと引き締まって


威厳があって


清らかで


勇ましくて


美しい


それが「凜として」ということ


「凜」とするための


強い意思がほしい


溢れる気力がほしい
(くろほとき)






学びの会 学ぶことは生きること

2019-11-20 18:28:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ


明日の学びの会の準備をしています。


明日も優しい笑顔があふれでるような学びの会になることを祈りながら、懸命に準備をしています。


シニアにとって学ぶことは、生きること。


数ある選択肢の中から「学び」を選んだ
シニアたち。


学ぶこと、或いは学び直すことが「いのちの栄養」になるのだ、ということを実感できるような学びの会になること。


だから、全身全霊で準備をするんです。

 


生涯学習は、


学びたい人がいて、教える人がいて、学ぶ場所があって、


さらに、それをコーディネートする人がいて初めて成立します。


学びたい人の動機は、百人百様で、教えたい人の気持ちや方向もさまざまで、いつも上手くいくわけではありません。


学びたい内容と、教えたい内容は、どんなにがんばっても、少しですがズレがあります。


直結しないのです。


その直結しないところをフォローするのが、実は、学びの仲間たちなのです。


もちろん、コーディネーターの腕前も非常に大切ですが、


生涯学習の場合、それもシニアの生涯学習の場合、


学びの集団の質というのが、学びの水準を決める決定的な要素なのです。



では、シニア集団の質を決めるのは、何でしょうか。


それは、意欲の大きさと、自主性と、リーダーシップです。


私の関わってきた学び集団には、


強いリーダーシップと自主的・自治的な集団運営と学びに対する意欲がありました。


今も、そうです。


この3つ(リーダーシップ、自主的・自治的な集団運営、学びの意欲)は、それぞれが独立して存在しているのではなく、ほどよく混ざり合ってこそ、贅沢で上品な味をつくっていきます。 


そのためには、どうしても学級や学年が必要になってきます。



「なるようになるさ」では、生涯学習のコーディネーターや組織者にはなれません。


1回だけ、少しカッコよく言わせてもらうと、「学びのダイナミズム」を、どう創るかということになります。


だからこそ、全身全霊で寄り添っていくのです。



今日も訪問ありがとうございます。なかなか風邪が抜けなくて。もう辺りは真っ暗。一日の結びを丁寧にガンバです。

シニアの困惑

2019-11-19 16:56:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ

何がつらいと言ったって、

用が無くて生きているほど

世の中につらいことは無いね。

       島崎藤村


みんな、いろいろ。


たとえ、毎日が日曜日(城山三郎)だと言ったって、身の回りを見れば、やることはいっぱいあるんだから


面倒くさいなんて言わないで、ちょっとだけでも工夫して、楽しいシニア時代をつくらなくちゃ、ね。



国土交通省の調査(平成29年10月)によれば、外出しない理由は、次のとおりだ。


・70歳代までの方は、外出を苦にしていない方が 多いが、80歳代以上では、階段等によって外出が 困難になってくる


・80歳以上になると、自家用車を手放す人も多い


・年齢が上がると、自家用車からバス移動に移行していると考えられる


外出頻度は加齢に伴って低下する


もちろん、「行く所がない」というのも圧倒的な理由になっている。


《外出頻度は加齢に伴って低下する》のは分かるが、《行く所がない》というのは、どう理解すればいいんだろうか。


私は、《死ぬまで自分の足で歩いてトイレに行こう》運動を細々と進めているが、


《外出できる場所をつくろう》運動を進めなければならないのかなあ、なんて思ったりもする。


シニア、大困惑の時代。




あなたの年齢を私は知らない


あなたの苦しみを私は知らない


けれど


まだ遺書を書いてはいけない


私たちは柔軟な心を持つかぎり


何歳になっても


新しい挑戦を始めることができるのだ


前を、見て!


あなたの素敵を見つけるんだよ
(くろほとき)


今日も訪問ありがとうございます。
今日も楽しいことがいっぱいありますように。

まじめをやめれば病気にならない

2019-11-18 06:06:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ


今朝は、健康読本のエッセンスです。


こういう本は、まず目次を丁寧に深読みすることがとても大事です。


目次を読みながら、あれこれ想像して読んでみるのです。


そうすれば、誰でも一定の偏見を持つことができます。


その上で、本文を読んでいくのです。


偏見が大当たりだったら、万歳。


偏見が外れたら、革命。


本は、興味を持って、楽しみながら読んでいくのです。



(「まじめ」をやめれば病気にならない・簡単 免疫生活術・安保徹)


①日本人の最大の病因は働きすぎ


②老化を促進する酸素のとりすぎ


③強いストレスが招く食べ過ぎ・飲み過ぎの悪循環


④時代とともに病気は変わる


⑤発がんのおもな原因は顆粒球のふえすぎ


⑥年をとると病気になりやすいメカニズム


⑦感情を抑えている人は病気になりやすい


⑧いつも笑顔が病気にならない秘訣


⑨えらそうな人は病気になりやすい


⑩高齢者が飲んでもいい薬は一つもない


⑪ラクをしているとボケがくる


⑫心が病むのは太陽の光を浴びなさすぎるから


⑬まずは歩くことが基本


⑭リンパ液の流れをつねによくする



【免疫力を高め生きる力を発揮するための13カ条】

①働きすぎを見なおす



②食事は食べすぎないのが基本



③パソコンを使って仕事をする場合には、1~2時間に一度は休憩をとる



④夜ふかしをしてまで、パソコンやテレビゲームに向かう生活はやめる



⑤ストレス状態が長く続かないように、うまく処理する



⑥怒りすぎたり、感情を抑えすぎたりせずに、心をおおらかにして人生を楽しむ姿勢をもつ



⑦日ごろから顔色、肌の色艶、胃腸の調子、疲れやすいかどうか、



  風邪をひきやすいかどうかなど、自分の体調のチェックを心がける



⑧からだを動かす習慣をつける



⑨薬は極力使わない



⑩前向きに感謝の気持ちを忘れず、笑みを絶やさない



⑪人間に必須なものであっても、とりすぎず不足せずが原則



⑫いつまでもボケずに元気でいたければ、



  できれば70歳くらいまではペースダウンしながらも仕事を続ける



⑬安らかな死を迎えるには過剰治療をしない



※健康でいることは簡単そうでむずかしい




何度も咲いた

白い花も赤い花も咲いた

もうすぐ冬になるのに

枯れてもすぐに違う仲間が出てきて

命を咲かす


秋と冬が混在して

輝いたり物哀しくなったり

暖かかったり寒かったり


まるで愚かな私と

まともなあなたとが混ざり合って

アンバランスな秩序ができているみたい


冬は、すぐそこだよ
(くろほとき)




今日も訪問ありがとうございます。月曜日でね。いい日連続の1週間になるといいですね。


老いてからの生き甲斐

2019-11-17 07:10:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ

定年退職をする。
やれやれ、これからは自由だ。
そう思って暮らしていくと、


「◯◯さん、お元気ですか? 今は何をしていらっしゃいますか。」


という質問の中で生きていかなければならなくなる。(特に人間関係の稠密な田舎では。)


「お元気ですか?」というのは分かる。


懐かしさも伴いながら、本当に素朴に声をかけている。だから、違和感を持たずに受け入れられる。


しかし、「今、何をして暮らしているか?」というのは、厳しい場合がある。


「今、何をしていらっしゃいますか?」「今、何をして暮らしていますか?」というのは、


『定年後のあなたは、今、何をしながら社会と関わっていますか?』ということなのだ。


ボランティアをしている。

以前の会社で短時間勤務をしている。

孫の世話をしながら、保育園の送り迎えをしている。

自治会の役員をしている。

土地があるから百姓をしている。

退職金で念願の店を開いた。


・・・何かすることがある人はいい。世間の目に襲われることなく、それなりにシニア世界を渡っていける。


だけど、何もしてない人は、どう答えればいいんだろう。


「特に何もしてないけど、元気だよ」
「ぼちぼちだよ」
「まあ、それなりに生きてるよ」


会社を辞めてから、「何してた?」「何してる?」というのは、いちばん聞きたいけど、人によっては、いちばん言い出しにくい。


何故かというと、《相手の寂しさに触れてしまうかもしれないからだ。》



老いてからの生き甲斐は、非常に大きくて大事な問題。


だから、折々のブログで触れていこうと思っている。




手が震えて

心が震えて

身体全体が震えて

ため息が出て

涙が流れた

だから、奥歯をグッと噛みしめて

じっとしてた



でも

朝は勝手にやってきて

朝だ朝だと大騒ぎする

朝が来ないでほしい時だってある

独りでいたい時だってある

だけど、みんな勝手

朝も勝手
(くろほとき)




今日も訪問ありがとうございます。風邪ひいて昨日は、ブログをお休みしてしまいました。
どうぞいい日になりますように。