3種類の応援券で支援
発送に向け作業に取り組む職員
印南町は、新型コロナウイルス感染症での支援策として、町内で使える5万円分の「いなみ元気にかえる応援券」を近く町内全世帯(3314世帯)に配布する。昨年の3万円分に続く第2弾。今回は全商品に使える3万円分、感染予防品限定の1万円分、飲食・テイクアウト限定が1万円分の合わせて5万円分(いずれも1000円券)
応援券は1000円券10枚つづりで全商品が3セット、感染予防品と飲食・テイクアウト各1セットの合わせて5セットを町内全世帯に配布。町内のみで使用でき、商品購入だけでなく前回同様に、散髪や遊漁船、タクシー、ゴルフ場のほか、学習塾、針灸、医院など幅広い業種で使えるのが特徴で、取扱事業者は120を数える。
応援券が出来上がったのを受け、担当課の企画産業課職員が封筒に5万円分の応援券や取扱事業者を掲載したチラシなどを封入する全世帯への発送準備作業を進め31日に完了。世帯主の名前など間違いがないか最終確認を行い、1日に郵便局へ搬入した。3日から配達が始まるが、間違いなく全世帯に確実に届くよう郵送は簡易書留で行うため、通常より配り終えるのに時間がかかると見られるが町は「来週中には手元に届けたい」としている。
事業費は1億6570万円。予算は国の地方創生臨時交付金1億2046万円のうち地域経済対応分1億445万3000円を活用、不足分は財政調整基金で賄った。
取扱事業者は1日現在120だが、随時受付中で、町ホームページで随時更新する。応援券は年内使用でき、白石武男企画産業課長は「幅広い業種で利用できるので有効に使っていたたければ」と話している。応援券についての問い合わせは町企画産業課(電話42・1737)へ。
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