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県高校総体弓道 紀央館男子6年ぶり優勝 山本楓和君(紀央館)個人制し全国へ 〈2021年6月10日〉

2021年06月10日 08時30分00秒 | 記事

 令和3年度県高校総合体育大会弓道競技は4日から6日まで田辺市立弓道場で開き、男子団体で紀央館が6年ぶりに優勝し全国の切符をつかんだ。個人でも紀央館の山本楓和君(2年)が決勝で射詰めを制し優勝、団体に続き全国出場を決めた。日高は男子3位、女子4位でそろって近畿大会の出場権を獲得した。

 団体(5人編成)は男子8チーム、女子12チームが出場し、予選は各自12射の計60射で競い上位5チームが決勝に進んだ。
 紀央館 男子のメンバーは山本楓和、中川雄矢、柳瀬巴耶、山田悠生、湯川悠斗、岡本統也(以上2年)の6選手で、予選は28中し2位で通過。決勝は5チームでリーグ戦を行い、4戦全勝で優勝を決めた。
 決勝リーグでは湯川、山本両選手が全中する試合もあり、安定した射で6年ぶりに頂点に立った。主将の湯川君は「途中から気持ちを切り替え、先生の助言通りの射ができた。決勝で3勝した時、優勝が見えました。全国はまずは1勝し優勝を狙いたい」と話した。
 男子個人で山本君は予選を12射8中。射詰めを行い、山本君と田辺工の選手が4本連続で当て、山本君が唯一人、5本目も的中し優勝。「きれいな射形にこだわりました。全国では自分の射ができるよう頑張りたい」と話した。
 女子個人で角美咲さん(2年)が6位に入り近畿大会出場。「近畿ではメンタルを強化し、予選を通過したい」。
 日高 男子のメンバーは平野嵩詞、大沼拳史郎、池田康生、畑浩介(以上3年)宮本晴生、岡本蒼生(以上2年)の6選手。予選は紀央館と並び2位で通過、決勝リーグは2勝2敗で3位。
 女子のメンバーは古川琴那、岩嵜沙紀(以上3年)、宮井萌絵、和田実莉(以上2年)、湯峯叶子、橙知里(以上1年)の6選手。予選は3位通過、決勝リーグで1勝3敗し4位。
 男子個人戦で、団体戦にも出場した岡本君3位、平野君7位、畑君が10位、女子個人で和田さんが9位で近畿の切符をつかんだ。
 全国高校総体・弓道は7月29~8月3日まで新潟県立武道館、近畿大会は7月17、18日に兵庫県立弓道場で開催する。


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