今朝の『天声人語』で、今回の「はがき名文コンクール」
受賞作(一部作品)を紹介していた。
コロナ禍で気分が沈む中、受賞作を読みじんわりと心が温かくなった。
▼爺ちゃん、婆ちゃんは百二歳になりました。
爺ちゃんに会いたいと言うので、亡くなったんだよと遺影を見せたら、
やだ。こんな年寄と一蹴。
私達三姉妹が揃った時、婆ちゃん私達を生んでくれてありがとうって言ったの。
そしたら、こんな年寄生んだ覚えがないと。
でも、たった一個のどら焼きも半分にして、あんたも食べなと。
こんなうんめいもん生まれて初めて食べたと。
一日一日が宝物。
この笑顔を、爺ちゃん、見守っていてください。(新潟県72歳女性)
▼八十歳になった日、断捨離をしたら新婚時代のラブレターが出て来た
「君は僕の天使です」なんてどんな顔をして書いたのだろう。
でも嬉しい
私の乳癌の手術の時、見舞に来てもすぐ帰る
なんて薄情だと思っていたのに小学生だった娘が
「パパ毎日泣いているよ」には驚いた。
包帯をぐるぐるに巻いた私の姿を見るのが辛かったのだろう。
いつも家族の事を第一に考えてくれた人も、85才。
これからは年老いた天使が貴方を支えます(埼玉県女性)
▼わたしは、おてつだいでためたおこづかいから
キャベツのたねをかいました。
はたけがだいすきなおじいちゃんにあげました。
キャベツが大きくなったら、たこやきをつくるやくそくでした。
でも、キャベツがぬすまれました。
おじいちゃんは「ごめんなぁ」とげんきをなくしてしまいました。
かみさまおねがいです。
おじいちゃんにキャベツをかえしてあげてください。
ぬすんだどろぼうさんに、
キャベツにおわれるゆめをみせてください。(埼玉県6歳)
受賞作(一部作品)を紹介していた。
コロナ禍で気分が沈む中、受賞作を読みじんわりと心が温かくなった。
▼爺ちゃん、婆ちゃんは百二歳になりました。
爺ちゃんに会いたいと言うので、亡くなったんだよと遺影を見せたら、
やだ。こんな年寄と一蹴。
私達三姉妹が揃った時、婆ちゃん私達を生んでくれてありがとうって言ったの。
そしたら、こんな年寄生んだ覚えがないと。
でも、たった一個のどら焼きも半分にして、あんたも食べなと。
こんなうんめいもん生まれて初めて食べたと。
一日一日が宝物。
この笑顔を、爺ちゃん、見守っていてください。(新潟県72歳女性)
▼八十歳になった日、断捨離をしたら新婚時代のラブレターが出て来た
「君は僕の天使です」なんてどんな顔をして書いたのだろう。
でも嬉しい
私の乳癌の手術の時、見舞に来てもすぐ帰る
なんて薄情だと思っていたのに小学生だった娘が
「パパ毎日泣いているよ」には驚いた。
包帯をぐるぐるに巻いた私の姿を見るのが辛かったのだろう。
いつも家族の事を第一に考えてくれた人も、85才。
これからは年老いた天使が貴方を支えます(埼玉県女性)
▼わたしは、おてつだいでためたおこづかいから
キャベツのたねをかいました。
はたけがだいすきなおじいちゃんにあげました。
キャベツが大きくなったら、たこやきをつくるやくそくでした。
でも、キャベツがぬすまれました。
おじいちゃんは「ごめんなぁ」とげんきをなくしてしまいました。
かみさまおねがいです。
おじいちゃんにキャベツをかえしてあげてください。
ぬすんだどろぼうさんに、
キャベツにおわれるゆめをみせてください。(埼玉県6歳)
ニュースでは塞ぎ込むことばかり
心温まるお話ありがとうございました
優しさに飢えている今、こんなささやかな言葉に励まされて生きて行くしかないです。
早くコロナが収まってほしいです。
今年もよろしくお願いします。
今日は寒いですね。福岡は雪が降っています。そちらも寒いでしょうね?
ホントに最近は暗いニュースが多いですね。
こんな中、名文を読むと心がほっこりします。