ヒロの残日録 

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妻がつくる混ぜご飯

2022年01月10日 | 日記
 1年前の記事「妻 料理は自信あるけど・・・」が届いた。

『夕餉の食卓に日本酒と私の好物である「混ぜごはん」があった。
あまり酒を飲めない妻が「わたしもご相伴しようかなぁ」と妙に色っぽい。
こんな時は何か魂胆があるので後が怖い。
辛口の酒を飲み終え、混ぜごはんを食べる。
思わず「うーん、うまい!」と口にした。
鶏肉、しいたけ、しめじ、油揚げ、にんじん、筍、こんにゃく、かまぼこ、
具材たっぷりで、ちょっぴり甘めの味付けが絶妙だった。
妻は”私が作ったんだから美味しいに決まってるでしょう”とばかりのどや顔。
「いい味付けで美味しかったよ」という私に向かって「料理の味付けには
自信があるけど、あんたの味付けだけはどうしても上手くいかんとよ。
素材が悪すぎるもんね」と、ニヤッとして私を見つめた』


偶然に今年も昨日の夕食は混ぜご飯だった。そして紅白なますに辛口の冷酒。
「混ぜご飯、美味いね」。
妻から返ってきたのが「私の料理に失敗はないので」。(笑)
どこかで聞いたような言葉だった。


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