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[PainRain]キャラ紹介008・パンキー

2013-03-22 12:43:37 | 『PainRain』キャラクター紹介

 

別コミックブログ、Ktooonz*Comixで連載中の『ペインレイン』のカテゴリーをブログに作りました。

登場順にキャラ紹介や思い入れを書いていきます。

 

『ペインレイン』は特に決まった主役がいない物語です。

登場人物、皆がヒーローでありヒロイン、時には天使のようですらあり、

同時に悪党や鬼や毒婦でもあります。

 

 

 

 

『パンキー』

 

パンキーは登場人物の中で、最もヒロイックな面の強いキャラクターだと思っていますが、

3話始まりは、幸せでありつつも、あまりぱっとしない感じで登場します。

 

3話現在、26歳。小柄で筋肉質。

ヒスパニックですが、そのコミュニティで育ってないので

民族的な文化や言語を引き継いではいなく、話す響きは標準的で簡素な印象があります。

童顔、色男には程遠いですが、鳶色の強い眼差しが印象的、魅力的な人気者です。

 

漫画なので、絵としての華やかさ、判りやすさと、他とのパッと見の差をつけるために、

明るい青い髪をしていますが、実際の色は、隠し味に青を混ぜた、ブルーベリーっぽい、

オシャレな黒髪という設定です。

(ちなみに天然の黒髪のテンプーは紺の髪で描いています)

 

彼の天然の色は、赤みがかかった茶髪です。仕事のボスである、ローズのセンスで染めています・・・

というか、染めろと言われたので、それ以来ずっと同じ色に美容院に通って染めています。

同じく彼女のチョイスで、家での普段着以外は仕立ての良い服を着ています。

ですから、パンキーには、その人柄の飾らなさや、持ってすらいないファッションセンスとはギャップのある、

どこか服が浮いた、洗練されすぎ感があります。

 

現在の仕事は、歌手レッド・ローズの経営するバーの用心棒兼バーテンです。

 

右腕にリボルバー、背中にはローズの胸に咲くバラとお揃いになっている巨大なバラ、

左腕には、ハニーとウィニーの名を彫った刺青をしています。

 

左足の脛から先がありません。20歳の時に事故で足を失いました。

質の良い義足を使っていますが、彼に足が無いと人には殆ど感じさせません。

 

パンキーは元々素直で単純、興味の持てない事には関わりません。

学校に行くとか、普通の育ち方をしていませんので、一般教養もありません。

それゆえ周囲から、見事に物を知らない、本物のアホだとも思われています。

実際彼には学問的な話はわかりませんし、事を一般論として説明思考するのも苦手ですが、

知識が無いゆえの、本質を見る素朴な知恵を持っています。

  

好きな事、すると決めた事には身体ごと熱中する性質。

彼は13歳くらいから、射撃とバイクの飛ばしとセックスができればそれで幸せ。

運動神経が並外れて良く、中でも射撃は天才的です。

何でも美味しく食べて、知り合いとは楽しく笑って過ごしたい、

親しい人との争いは、するのも見るのもウンザリしてしまいます。

 

スポーツとしての、野郎同士のケンカは好きかもしれませんが、

女性や、争いになっても暴力を振るう意思がない相手には絶対手を出さない、

彼は本当に強いし、誰かを傷つけたい、やっつけたいという気持ちがありません。

 

20歳で出会った元娼婦だった現在の妻、ハニーと出会うまでは、

ダムタウンでのパンキーはローズとのギャングごっこでワイルドに暴れまくっては、

持ってる金は全て娼婦買いに使う。

今3話では、彼がそんな事を言うと、かつてを知る人は周りは驚いて呆れるのですが、自称カタギの家庭人。

結婚を決めたからにはマジメに妻一筋・・・?

手入れの行き届いた銃の携帯はしていますが、この6年、たまに行く射撃場以外で撃つ事はありません。

足を失くしてからも、バイクを器用に乗りこなしますが、スピードを楽しむ事はなくなりました。

パンキーは以前と随分変わってしまったようです。

 

ハニーはパンキーよりもかなりの年長、二周りほど上だと思います。

4年前に養女にした16歳のウィニーと共に簡素なアパート住まい。

妻を出会った時以上に愛していますが、養女のウィニーとも、何やら・・・

 

 

これは、1話と2話のエピソードになりますが、

パンキーはダムタウンとはかなり離れた、大陸中部の小さく治安の良い街の出身です。

元々捨て子で、地元ギャング、イタリア系の若きボス夫婦に拾われて育てられました。

名前は仇名のようで、拾われた時、養父に自からパンキーだと名乗りました。

彼は子供のころ、街で多くの人たちに愛されて、幸せな時を過ごしてきましたが

その後、16歳でダムタウンにやってきました。

 

バニーがバーで一瞬言いかけたように、

彼は父親でもあったボス殺しの名を持っていますが、その事について、誰にも何も語りません。

 

当時18歳のローズとダムタウンで出会い、彼女の計画を手伝う事になり、

以来、プラトニックでありつつも危うさも持った、深く強い絆が続いています。

ローズの我儘や身勝手に、時には激しく怒り狂いながらも、パンキーは彼女のためなら何だってします。

本来、野生児の上、素晴らしい才能に恵まれているとはいえ、社会的には無能力、

不幸な体験から人格の一部が壊れてしまってもいる無防備なパンキーには、

自分に強い采配を振るってくれるローズがいなかったら

社会との、特に経済的な繋がりなどは全く失う事を本能的に判っているから・・・

それが、当事者同士も意識しない理由です。

パンキーはローズを必要とし、忠実に尽くし、自分以上に彼女を愛しているくらいですが、

彼女の我儘勝手、欺瞞や自惚れの部分には、女性の甘えと醜さとしてウンザリしています。

 

正直真直。激しくストレートに怒り、嬉しい時は天使の笑顔、家族知人友人を隔たり無く愛する、

バーのお客や近所の人、かつて関係を持った街に立つ娼婦たちも含め、彼を知る人は皆、彼が大好きです。

 

 

画像は、パンキー、ブレイン、バニー、ウィニー 『ペインレイン』より 

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