別コミックブログ、Ktooonz*Comixで連載中の『ペインレイン』のカテゴリーをブログに作りました。
登場順にキャラ紹介や思い入れを書いていきます。
時々、目の前の人が天使みたいに見えてしまう時があります。
天使なんかいるんだか知りませんけどね。
宇宙人とか幽霊とか、そーゆーのも含めて、いてもいなくてもどうでもいいです。
ですけど、人に何やら神秘性を感じてしまう事が確かにあります。
そしてそういう神秘って、多かれ少なかれ、日常の何処にでもあると思います。
ベッドの中とか、道とか、赤ちゃんや子供や老人とか、カンカンに怒っている人、興奮している人、
喚いている人や遊んでいる人、悪いことをしようとしたり、今正に、欲や悪意を満たしている人とか・・・
目の前の人が、天使や悪魔のように変身する瞬間。
語られる言葉は、感動しちゃう夢のようでもあり、呪い染みていたり、
人とのやりとりは天からの贈り物や悪魔の妨害みたいだったりもします。
目の前の人の予想できない行いを、個人の理屈や好き嫌いや意見判断という、
小さな自分枠だけのフィルターで見ている限りは見えない感覚・・・
・・・天使は良くて悪魔は悪い?
悪い事をしても良いだのという事を言いたいわけではありませんが、
良いとか悪いとか思ってしまうと、そこには単なる人間の都合しか無い感じです。
今起こっている、ショーとしての、驚き、何だか不思議の視点。
毎日すっごいギャグやメロドラマが、私も主役の一人として展開しているんじゃないでしょうか。
そこから見ると、私の人生の不幸や悲しみですら、愛情一杯に抱いて、大笑いをする事も可能です。
その、私に起こってしまった不幸ですら楽し~い!感覚を漫画等、作品にしたいと願っています。
『マリア』
変人の悪党ばかり出てくるペインレインですけど、理想的に描かれているキャラもいます。
マリアはこの作品内では、珍しい方のビョーニンやクレイジーの部類ではない人格だと思います。
多分・・・
現在3話で28歳、4歳年下の夫、テンプーと結婚して4年目を迎える、
アフリカンの長身、グラマーな美女です。
牧師の娘で、彼女もクリスチャンです。
ダムタウンのある州の外れ、ホープビルの地元大学の神学科を卒業後、
ある事件に巻き込まれたきっかけで、テンプーに出会い、恋に落ちました。
おおらかでありつつ、きめ細やかで穏やかな優しさを持った女性です。
テンプーはかなりイカレた青年ですが、マリアはそこを全く気にしませんし、
彼のする非常識な行いに動じるようなタマではありません。
2話に出てくる彼女のお爺さんが凄すぎるのもあるので、それが理由だと思います。
マリアは2話では沢山出てきますが、
3話、今の処、彼女はテンプーの手紙の中で語られているだけです。
二人は似てない夫婦のようにも見えますが、
手を取り合って、相手を信じる強さは同じです。
テンプーはマリアの優しく暖かい手を、振り切ってしまった処ですが・・・
画像は、マリア、『ペインレイン』より