旅行のときはふだんより早起きなぽんぽこ家です。
朝のお散歩に行こうとカーテンをあけると
昨夜からの雨で道はしっとり濡れています。
しかし外に出たら降ってはいなかったので
昨日歩いた芦ノ湖の桃源台に向う遊歩道をお散歩です。
くうたのトイレも済ませ歩いていると
ポツポツと雨が当たってきました。
「降ってきたから帰ろう」と言っても
「まだ大丈夫だよ」とぽん父。
前日にあれだけ歩いて疲れてるはずなのに
なぜかひとりやたら元気です。
一方くうたは昨日の疲れかそこに座り込み
行きたくな~いオーラ大放出!
さすがのぽん父もそのオーラに負けるしかなく
「帰るよ」の言葉で腰をあげて歩き出すくうたでした。
朝食の前に温泉で冷えた体を温めて、しっかりご飯を食べて出発。
その頃には完全に雨雲も去り、うっすら日も差しています。
今日もしっかりお散歩の予定。
まずは湖尻の遊覧船ターミナルの駐車場から芦ノ湖沿いの遊歩道を歩きます。
箱根園まで遊歩道は続いているんですが、
往復約2時間の距離なので、途中の箱根樹木園でUターン。
それでも40分くらいは歩きました。
つぎに向ったのは元箱根の成川美術館。
ここはぽんぽこ家の大のお気に入りです。
箱根=成川ってくらい定番です。
ところが「美術館の前にもう少し歩きたい」とぽん父が言い出して
海賊船を眺めたりしつつ湖畔から杉並木へとお散歩。
箱根旧街道の杉並木です。
杉木立にはさまれた未舗装の道のせいか
くうたの足取りもかなり軽いです。
お散歩の疲れをくうたは車の中で、
父母は成川美術館のラウンジで癒します。
天気がいいとロビーとラウンジから
絵のような芦ノ湖と富士山が望めるんですが
この日、富士山はずっと雲にかくれて出てきてくれませんでした。
桜がテーマの日本画を心ゆくまで堪能したあとは
箱根駅伝のゴール地点のそばの食堂で
わかさぎフライ定食でお腹も満たし、一路伊豆を目指します。
箱根でゆっくりしすぎたので
予定していた伊豆高原ガラス工房での
吹きガラス体験は翌日に延期し
くうた最大のお楽しみ(?)
伊豆マウンテンドッグランに行きます。
入ってすぐにくうたはキャッホー!と駆け上ります。
夕方だったので貸切状態。
おじさんも仕事の手を止めて、くうたと遊んでくれました。
大好きなお山のドッグランで目いっぱい遊んだ後は
そこからめちゃくちゃ近かった2日目のお宿
ペンション楽風雅殿(らふうがーでん)へ。
部屋に荷物を置いたあとはダイニングで
手作りのふんわりおいし~いきびだんごと
ウェルカムドリンクのサービス。
今回はじめて和室です。
広い部屋からの眺めも抜群!
天気がいいと大島はじめ伊豆七島がはっきり見えます。
部屋には一通りのペット用品に、犬用のふとんも用意されていて
こっちはふかふかだよ~
くうたは家から持参したペッチャンコの布団には目もくれず
ふかふかの新しい布団にまっしぐら。
当たり前の顔してくつろいでいました。
そして夜は
リラックスしまくって力の抜けたこの寝顔。
旅先の宿でここまでの熟睡ははじめてです。
フラッシュあてても起きませんでした。
広くてゆったりした掛け流しの温泉は
気持ちよく一日の疲れをとってくれます。
そのあとはお待ちかねの夕飯です。
土鍋で炊いた鯛ご飯を特別にサービスしてくれました。
写真はほんの一部です。
このほかにも鯛の桜蒸しや焼き魚、牛肉のほうば焼きなどなどなどなど
次から次へと手の込んだ料理が出てきて
ふたり揃って至福~~~
女性オーナーは、元熱海の旅館の板前さん。
味はもちろん抜群ですが、盛り付けも目を楽しませてくれます。
あまりにも豪華な料理の数々に何度も
「うちって安いほうのコースだったよね?」
と確認しあう父と母。
平日のせいかお客は我が家だけでしたが、
食事の間もオーナーと二人三脚で頑張っているオーナーのお母さんと
みんなで和やかにいろいろなお話をさせてもらって
すごく楽しかったです。
その間くうたはテーブルの下でいい子で寝ていました。
体重の増加を気にしつつも
デザートまでおいしく食べて、大満足の夜はふけるのでした。