今年もぽんぽこ家のビワがなりました。去年以上の豊作です。
ぽん父が雨の中、高枝切りばさみで獲ってくれました。
見た目はイマイチですが、軽く水洗いして皮をむくととってもジュ~シ~
やはり木で熟したビワは甘さが強くておいしいです。
もちろんそれまで犬小屋でまったりしてたくうたも、当然のようにぽん父の前にオスワリして、分けてもらいます。
くうたも甘~いビワは大好きなので、甘々ぽん父は自分で食べずにくうたにばかり食べさせてます。
「もうそのくらいで」とぽん母が言って止めたら、ぽん父のズボンについた汁までなめてました。どんだけ好きなんだ!って感じです。
みんなでビワを楽しんだあとは、2階のベランダから高いところの実をとります。
ぽん父がベランダでビワを獲ってる間、ぽん母は洗濯物を干します。
そのあと前の日の洗濯物をたたみ階下へ下りて、台所で片づけをしていると2階からドンドンドン!って音がします。
「あれ?ぽん父いつの間にか日曜大工始めたんだ」と思いつつも、仕事を続けます。
居間にいくと、くうたが窓越しに何か言いたげにぽん母を見てますが、それもよくあることなので、とりあえず作業を優先します。
2階から時折ドンドンって音は聞こえてきても「何やってんだろうな~」くらいしか感じず、いつも以上になにか言いたげなくうたにも「あとでね~」と声をかけ、トイレ掃除やらなんやら、珍しく働き者のぽん母でした。
しばらくすると友人からメールがきました。ちょっと手を止め、座ってメールを読んでいると「おーい!」とぽん父の呼ぶ声。
2階に上がって行くとぽん父がいません。「あれ?」と思って鍵をあけてベランダをのぞくと疲れ果てたようなぽん父。
「まさか、こんなところで締め出されるとは思わなかったよ」と怒ってます。
なにがあったのかさっぱりで「なんで?どうしたの?」とぽん母。
「いま、鍵あけてベランダ出たでしょ!(家に)入ろうと思ったら鍵かかってて入れなかったんだよ!!いくら呼んでも聞こえないみたいだし、くうたに母ちゃん呼べ!って言っても窓から覗いてるだけで吠えてくれないし、ここから飛び降りようかと半分本気で思いかけてたよ」とカンカン
洗濯物を干したあと、いつものように無意識で鍵をしめちゃったぽん母。「ごめ~ん!悪気はなかったの~」と言いながら笑いが止まりません。
父の日なのに閉め出しをくらったかわいそうなぽん父でした。