本日のネタは題名が示すとおり、ノンフィクションでおおくりします。
大げさな~と思われるふしもあろうかと思われますが、すべて真実です。
ぽん父の仕事が初まり、正月気分も抜けかけたとある日。
朝ぽん父の車を見送ったあと、家中のカーテンと障子をあけ、お日さまを家に入れるのがぽん母の日課で、その日もいつものように障子を開けると、ベランダに体長20センチ弱くらいのムクドリ?っぽい鳥が横たわってました。
そういえば前の日に和室の窓にガツンと何かが当たる音がしたんですが、自然豊かなぽんぽこ家では、大掃除のあとガラスがぴかぴかになると、気づかずにぶつかる鳥がたま~にいるので「まただよ」と思っただけで確認もせずにおりました。
たいがいはぶつかっただけでそのまま飛んでったり、脳しんとうを起こして落ちてもすぐに飛び立ったりしていくので、その時も大して気にもとめず忘れてしまってました。
パッと見、外傷とかはない様子でしたので、多分ぶつかったショックで死んでしまったんでしょう。
じつはぽん母、鳥が大の苦手で、前世からの因縁としか思えないほど嫌いです。
とくに首の長い水鳥系はウルトラMAXで苦手で、ア●ラックのCMのヤツですらダメで、半年くらいCMのたびにテレビから視線をはずしてました。
それに比べたら小鳥はまだマシで、その辺をチュンチュン、ピーピーと飛んでるのを見るだけなら平気ですが、触るなんてできませんし、ましてや死んだのなんて怖くて怖くて怖くて近寄れません。
そんなですからかわいそうですが、ぽん母にはなにもできません。
だからぽん父が帰ってくるまでそのままそっとしておきたかったのに、目ざとく見つけたくうたがぽん母を押しのけベランダに出て、「ねぇねぇ何やってんの?」とばかりに鼻先や前足でつんつんやりだすもんだから、もう大変!
いくら鳥が苦手って言ったって、そのままでいいとは思いません。
ぽん母の「やめなさ~~~い!」で一旦手を止めるものの、くうたはすぐにまたつんつんを再開。
この日は、あと30分もしたら出かけなければならない用事が入っていたため、今すぐどうにかしなくちゃいけません。
元からない勇気を総動員して、落ち葉を集めて運ぶ時に使うテミ(↓)で、そっと背中からすくい取ることにしました。
テミ(はじめてこの名を知りました)
じっさい見るだけでも怖くてしかたがないぽん母。
くうたに邪魔されつつも、どうにかすくい取ることができ「やった~!」と内心ガッツポーズ
を決めかけたところで、鳥がゴロンと寝がえり打つもんだから、
ぎゃー●☆×▽%!!!!
思わずテミ(↑)を放り出すところでした。
しかしそこはグッと我慢して、なるべく鳥を見ずに庭の隅っこの花壇にそっと置いたのでした。
ほんとうは埋葬してあげたかったんですが、ぽん母の我慢はそこまでが限界
とりあえずくうたのつんつん攻撃から避難させることはできたので、良しとしました。
翌々日ぽん父が山に穴を掘って埋めてくれるまで、花壇の横を通る時もドキドキがとまりませんでした。
蛇だってゴキブリだってトカゲだって平気なんですが、いくつになっても鳥だけはど~~~~してもダメなぽん母です。
くうたにだけは言われたくなかったよ