タイトルに必ず食べ物がある 島原半島限定のツアー。今回も正式には『夏のイイダコやわらか煮と磯遊び』がテーマでした。
食いしん坊なので 真夏であることを考えず、ほいほい参加したら 家族連れ(正確には子連れ)は わが家だけ。お陰で、チビ達は美味しい思いをしたようです。
さて メインディッシュのイイダコですが、元々小さい種類で、これ以上は大きくなりません。砂地に潜っているらしく、漁師さんはこんな貝がらで捕るとのこと。この2枚貝にイイダコが住み着き、見事海上に引き上げたら 終了・・・という 素朴な漁法ですが、2枚貝の確保が難しくなり、手に取ったモノも 1枚はプラスチック製だそうです。伝統漁法も苦労が絶えません。
・・・という予習を終え、いよいよ”やわらか煮”の準備。普段は 有明海苔を作られている 先生の小屋で、作業開始。前述の通り イイダコは 砂に潜っているので、頭をひっくり返して この砂を洗い出す作業が肝心です。(そうしないと、口に入れたとき ガリガリ咬んでしまいます。)ついでに 墨袋も 除去しました。ちなみに 今回のイイダコは 浜で捕ったのを冷凍しておいたもので、僕らが捕ったわけではありません。
参加者全員で、タコ洗い中。隣の韓国から来ている研修生や、愛知の高校の先生もいて、かなりヴァライティー豊かに進行していくのでした。
ちなみに浜には やっぱり 恵比須さんが奉られていました。(つづく)