GWに公開されていたのに、なんだかんだで、ようやく観に行けました『下の句』。
『上の句』では、競技かるたのイロハが説明され、日ごろどういう練習してをしてるのかや、高校の地区予選を中心に回ります。
今回観た『下の句』は、かるたの聖地 近江神宮での熾烈な全国大会と、個人戦が縦糸で、そこに出場する主人公の千早を中心に、恋の駆け引きが横糸になって展開しています。
作品全体のテーマ、「繋がり」をいろんな方向から揺さぶりながら、個人戦こそが団体戦だという描き方が繰り返され、一旦は競技をやめることにした幼なじみや、師匠を持たず独学で勝ち上がつてきたかるたクイーンに、身をもって対抗していきます。
下の句は、競技の面白さがあまり出てこない分、単なる青春ドラマっぽいところが物足りませんが、エンドロールで見つけた「つみきみほ」は、どこに出てたんやろな?という楽しみもありました。
来年、続編が作られるという話なので、もっと濃いストーリーになることを期待したいと思います。