金子國義イラストのクリアファイルのおまけつきを見てこれは行かなきゃ❗️
と、前売り券を衝動買い。
20世紀を代表するダンサー、ルドルフ・ヌレエフの半生の描いた映画「ホワイト・クロウ」を昨日観に行ってきました。
ホワイト・クロウ=白いカラスとはヌレエフのあだ名で類希なる者、はぐれ者という意味。
冷戦時代のレトロな色合いの映像とファッション、舞台の場面がとにかく美しくて、目の保養~オーディションで選ばれ、ヌレエフを演じた現役ダンサーのオレグ・イベンコの目力がすごいし、演技力もなかなかのもので、だんだんヌレエフに見えてくる。
渋谷に観に行った「ダンサー 世界一美しい野獣」のセルゲイ・ポルーニンがルームメイトで出演しているし、ヌレエフの子供時代の子役がすごく可愛いし。1日幸せな気分になりました。
パリの空港で亡命するいきさつはあらかじめ計画していた訳ではなく、パリ公演の滞在中に自由奔放に振る舞いすぎてKGBに国へ強制連行されそうになり、国に帰ったら自由に踊れなくなるという恐怖心から衝動的なものだったと知りました。その後の彼の活躍をみれば偶然ではなく必然だったのだと思いますが。
上映している映画館があまり無くて川崎まで行きましたが、見終わってから遅いお昼を映画チケットでデザートをサービスしてくれるレストランに入ったら、偶然お隣に座った方も「ホワイト・クロウ」のチケットを持っていたので、しばし映画談義で盛り上がりました。
「ボヘミアン・ラプソディ観に行ったんですよ」「私も~」
「跳んで埼玉行きました」「私も!」
なんか趣味嗜好が似てる…そもそも同じレストランを選んで一番奥の隣同士の席を選ぶっていうところからして縁がある。
さすがにその場で友達になるって言うのも、 ずうずうしいと思い、その場でお別れしましたがまたどこかで会っちゃうかも。