Kumaのトライアスロン・シニアライフ My Big Challenge, Road to Kona

還暦過ぎてトライアスロンはぼちぼち
いつまで、どこまでできるか挑戦
今日は読書?映画?音楽鑑賞?

読書記録 2023年10月

2023-11-05 16:22:07 | 読書

2021年10月末から始めた「読書メーターhttps://bookmeter.com/」での読書の記録。

先月、10月のまとめをしてみました。

 

2023年10月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1163ページ
ナイス数:200ナイス


■幻色江戸ごよみ (新潮文庫)

宮部みゆき22作品め。宮部ワールドって感じの12話からなる時代物短編集。さらっと読める感じだけど、じっくり読んだ。江戸下町庶民の人情を背景に時にちょっと怪奇(ホラーってほど怖くない)でこの時代ならの不思議、貧しさからの悲哀、全体的に切ない感じの話が多かった。そんな中で「器量のぞみ」はほっこりするようなハッピーエンドで心暖まり好き。「神無月」と「紙吹雪」に登場する主人公には胸が焦げ付くように心が締め付けられた。どれも感動するような話ではないけどズシンと心に来る感じ、宮部さんらしい。

読了日:10月19日  著者:宮部 みゆき

 

■メロスの翼

初の横関大、自分好みで今年一番楽しめた。現在と過去の話が交互に展開、その繋がっていく絶妙さは最初の卓球の国際試合の場面から想像もできないような膨らみ方で、どうなっていくのか気になり一気読み。超イケメン羽根君の困っている人への優しには惹かれる。羽根君に救われた小さな命、翼は啓介に出逢い、美玲に出逢い、そしてずっと羽根君に見守られ続けていたのには驚いた。青春x友情xスポーツxミステリー。タイトルに納得。ラストに繋がる物語りの展開は素晴らしくラストは泣けた。文句なしの傑作に心打たれ心地よく最高!と叫んじゃう。

読了日:10月21日  著者:横関 大

 

■ライオンのおやつ

初読み作家さん。全く知らずにタイトルに惹かれて手にした本。なるほどとタイトルに納得。静かすぎて単調で好みではないような気がして最初は失敗したかなあと思いながら読み進めていったけど最後まで読んで良かった。余命宣告を受けた33歳の女性、雫が瀬戸内の島のポスピスに入り亡くなるまでの話。死生観をちょっと揺るがすかも知れない人生の最後の過ごし方、死との向き合い方を優しい温かいことばで綴っていた。いつか訪れる死を自分らしく生きて悔いのないように迎えたいと思う気持も湧いてくる。犬の六花が可愛い!終盤は涙、涙。

読了日:10月27日  著者:小川 糸

 

■西の魔女が死んだ (新潮文庫)

初読み作家さん。観ていない映画のタイトル、、これが原作なんだと気楽に読んでみた。とても読みやすくて一気読み。不登校の中学生、まいが西の魔女(ママのママ)と田舎で規則正しい生活を共にしているうちに大切なものを見つけ心が成長(=魔女修行)していく。生と死の話、魔女の話、ジャム作り、足踏みで洗濯、聞いたことも見たこともない植物、、さりげなくまいに教えるおばあちゃんが優しくて愛情深く、温かくなる素敵な一冊。おばあちゃん子には絶対刺さる。併録のその後のまいの物語り「渡りの一日」も面白く楽しめた。期待以上。

読了日:10月28日  著者:梨木 香歩

 

月の前半は読書時間をまとめて取れなくて、なかなか読み進めなくて、

さらっと読めるはずの「幻色江戸ごよみ」に2週間くらい、小刻みにじっくり読んだ(笑)

その後の2週間くらいで3冊はまあまあサクサク読めた。

 

 

貴重な時間を費やし最後まで読んで頂きありがとうございます。 

今日も良い一日でありますように!

See you next time! 

 

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