2021年10月末から始めた「読書メーターhttps://bookmeter.com/」での読書の記録。
先月、3月のまとめです。
2024年3月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:1220ページ
ナイス数:123ナイス
■パラレルワールド・ラブストーリー (C・Novels 65-1)
久々の東野圭吾さん、32作品目。タイトルからなんとなく想像していたのと全然違った。もっとロマンがあるかな?と思っていたから。ラブストーリーと言っても親友二人が同じ女性、麻由子を愛してしまう三角関係、3人の心のもつれがかなりサスペンスで切ない。
どんなに科学技術が進化しても人の記憶を改編してしまうなんて、やっちゃいけない。脳をいじる話は怖い。
30年近く前にこんな脳に関する、記憶に関する小説を書けたのは理系の東野圭吾さんならではと本当に凄いと思う。
とても読みやすくってサラーっと読めた。
読了日:03月10日 著者:東野 圭吾
■AX アックス
一番恐いのは妻である。
グラスホッパー、マリアビートルからの殺し屋シリーズ。今までのものとちょっと違った家族もの。殺し屋としては最強レベルに腕利きなのに恐妻家。奥さんに常に気遣いビクビク生活しているのが可笑しく微笑ましく感じ共感した。魚肉ソーセージでここまで語れるのは流石伊坂さん。軽いタッチで読みやすくエンタメ、家族に対する優しさと殺し屋としての苦悩、ちょっと切なくて悲しくて、クスッと笑わせながらどんどん伏線回収、殺し屋「兜」の家族への愛、親子の絆、ほのぼのとしてちょっとウルッとした。
読了日:03月24日 著者:伊坂 幸太郎
■極楽征夷大将軍
久々の垣根涼介さん。極楽?タイトルにちょっと惹かれて気まぐれに読んだ歴史小説、第169回直木賞受賞作。やる気、使命感、リーダーシップ、武士としての能力、欲なし。室町幕府初代征夷大将軍、足利尊氏のイメージが覆る。尊氏と直義兄弟の絆と関係が時に歯痒く、尊氏の甚だしい大器晩成さやキャラクターにはクスッと笑え、自らに関する事には全く欲の無い兄弟だった。直義と彰子夫婦が素敵に感じた。どこまで史実に忠実なのかは分からないが、物語として引き込まれ面白かったしこの時代の色々を知ることができた。戦国の切なさはやりきれない。
読了日:03月31日 著者:垣根 涼介
3月は新旧のTVドラマにどハマリ、動画配信の方に夢中になったりで読書時間が激減。
(ドラマの方は10作品くらい観てしまった)
途中投げ出した、途中離脱した本、2冊あったりと
思うようには読み進められず、、、読了はわずかに3冊、、
ああ、、この本面白くない、合わないかもと感じたら時間の無駄かもと
無理をしてまで読まないで投げ出す事はたまにある。
読み終えた本はそれなりに面白かったということ。
まあ、こんな月もこれからもあるだろうなあ、、楽しく日々過ごせれば
何かに夢中になっていればOKだから。
そんな感じで一番楽しめた?
ちょっと長くて、名前がごちゃごちゃして苦戦したかもだけど
「極楽征夷大将軍」が一番だったかな
貴重な時間を費やし最後まで読んで頂きありがとうございます。
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