美しい石畳（熊野古道 松本峠）

夏の古道は、汗をかくので、歩く人も少ない。
写真は松本峠。
緑の苔が明るい陽の下で輝いていた。
こういう風景が目の前に来ると、歩いて良かったと思う。
七里御浜を望む東屋では、爽やかな夏の風が通りすぎる。
爽快感が体を包む。
帰りは、下りとなる。
心なしか体も元気になる。
だれもが当たり前のように旅した道は、
特別な道になってしまった。
便利さはどこにもないが、歩くことに意味があることを再認識した。
歩いてしか見ることの出来ない風景はまだまだたくさんある。
便利さより感動を感じる心がどこにあるかを知ることができた。