
お綱かけ神事の「お綱」づくりに関しては、下記のアドレスで詳しいことがわかります。
http://hananoiwaya.com/hananoiwaya/iwaya_maturi_nawanai.html
先週の日曜日に縄ないされたお綱7本を取り出し、鳥居から境内へ続く道で束ねる作業をおこないます。
引き出されて行くお綱。
約170m 7本あります。
決められた長さに結ばれて行きます。
場所によって、お綱がこすれるような場所は補強がされます。
明日のお綱かけの準備が午後まで続けられます。
花の窟の例大祭に関する写真を多く撮ってきていますが、ここ数年で変わったこともあります。
今回の写真でわかるようにお綱を引き出すとき、道の端に寄せておこなっていますが、以前は中心を使っていました。
たぶん、この方がお綱を作るには効率的だったのでしょうが、参拝客の方に配慮したものだそうです。
もう一つは、白石に願いを書いてたくさん奉納されていますが、これは世界遺産登録後につくられた新しい風習?です。
白石は、七里御浜で洗われ、流れ数十万年かかって白石になるそうで、そこにペンで文字を書くのはいかがなものかと?思うのですが、 誰かが何の意味も無く思いつきでおこなうようになったものです。
花の窟は花を持って参るところだと、今日も作業する方が言っていたように、本来あるべき姿をきちんと残せなくなっている姿が目についてしまいました。