(福)日本聴導犬協会附属「日本聴導犬・介助犬訓練士学院」に入学をして、あっという間に1年半が経ちました。卒業を迎えるまでにたくさんの方にお会いする機会を与えていただき、多くのことを学ばせていただきました。
ユーザーさんが訓練を進めていく中で笑顔になっていったり、実際に一緒に生活をしているユーザーさんの聴導犬たちに向ける視線を見ていると、私の方が笑顔にさせていただくことが多く、まだまだ未熟で頼りない私の言葉にもしっかりと耳を傾けてお話しをしてくださいます。私は、ユーザーさんが聴導犬,介助犬と共に生活をすることで一回でも多くの笑顔が増えて欲しいと願っています。そのためには、(福)日本聴導犬協会附属「日本聴導犬・介助犬訓練士学院」で学ばせていただいた多くのことを、少しでも消化していき自分のものとして、ユーザーさん達に満足をしていただけるような聴導犬,介助犬の育成に励みたいと思います。
ユーザーさんだけでなく、ボランティアさんやご支援をくださいます皆様の応援があって、卒業までがんばることが出来、スタッフとして働かせていただけるようになったのだと感じております。また、先輩訓練士のように小さな変化に気づくことが出来たり、多くの方に聴導犬の働きを理解していただける説明が出来るように努力していきたいと考えております。
スタッフとなり、6ヵ月が経ちました。その間に、学院生の時から準備に参加をさせていただいておりました、国際アシスタンス・ドッグ・パートナーズ会議にもスタッフとして参加をさせて頂くことが出来ました。講義は、パソコンでの筆記だった為、3日間の会議のパソコンでの記録にとても役に立ちました。スタッフになり、他の方々にもお願いをしたりしなければなりませんが、そういったことがまだまだ上手く出来ず、周りの方がどうすればいいのかと戸惑うことがあったかと思います。今後は、自分だけでなく、周りの方がどのようにすればいいのかという配慮が出来るよう勉強していきたいと思っております。皆様、よろしくご指導のほど、お願い申し上げます。
スタッフ N