日本聴導犬・介助犬訓練士学院の学生ノート

(福)日本聴導犬協会付属・訓練士学校の学生によるブログです。

聴導犬けいちゃんのユーザー上原麻実様(ペンネーム)の漫画

2014-05-31 19:15:26 | その他

 

5月1日現在で日本で活躍中の聴導犬は56頭です。

※厚生労働省HP参照

http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/syakai/hojyoken/html/b04.html

 

その中で沖縄県で活躍している聴導犬は1頭のみです。

(福)日本聴導犬協会から貸与させていただきました聴導犬、チワワのけいちゃんです。

けいちゃんのユーザーさんはなんと上原麻実さん(ペンネーム)という漫画家さんなんです。

この度は『リハビリテーション』という広報誌に上原さんの漫画を掲載していただきました。

 

 

このようなユーザーさんの活躍は本当に嬉しいです。

聴導犬の効用のひとつに『聴導犬とユーザーさんのハーモニーが社会を明るくする』という効用があります。

上原さんのように聴導犬のことを知っていただこうと、積極的に社会に出ているユーザーさんたちを心から尊敬いたします。

わたしも頑張らないと!と、気合が入ります。

 

皆様もユーザーさんの応援を何卒よろしくお願い致します。

 

(福)日本聴導犬協会

学院第4期生卒業 現スタッフ

奥嶋 千夏

 


アプリィ・ネットワークのみなさまご来訪

2014-05-18 19:36:24 | ご支援者様

 

アプリィ・ネットワークのみなさまご来訪

ご支援者様のお心をじかに拝聴できる環境で学ぶことができ、日々感謝です。

 

 

 今日はアプリィ・ネットワークの社員のみなさまと共に、新入社員の方々がバスと自家用車で、静岡よりお越しくださいました。

 アプリィ・ネットワーク様からは、山本社長夫人とお目にかかりました2004年以来、10年間にわたる温かなご支援をいただいております。運営される各店舗に“アピエル募金箱”を設置していただいております。

募金というたくさんの善意と共に、アプリィ・ネットワーク様からのご寄付を日本聴導犬協会へのご支援としていただきました。 

今年も、新入社員の方々にもお越しいただき、()日本聴導犬協会のスタッフとの交流と聴導犬や介助犬のデモンストレーションをご覧いただきました。

 

デモ後、山本社長様から「今日、デモを見せていただいて、設置している“アピエル募金箱”支援目的についてお尋ねを受けたら、一人ひとりが聴導犬について説明できるね」と、おっしゃってくださいました。

 

 アプリィ・ネットワーク様よりご命名いただいた「まつ君(生後10カ月)」はまだまだ修行中ですが、聴導犬デモンストレーションをご披露できました。

 スタッフの指導のもと、学院生による毎日の訓練によって、立派にタイマーの音を伝えてくれました! 

この模様は、大久保がデモのお手伝いだったので、残念ながら写真は撮れませんでしたが…。

 

☆先輩犬のしっかりとしたデモもご披露できました☆

 

 

 

☆ボランティアさん、スタッフが創らせていただきました地元料理(塩イカの和え物、たけのこ、ふき、わらびなど)を召しあがっていただきました。

元学院生、現スタッフの前田さん手創りの高知県の料理もおいしかったです。

不在でしたが、先輩の奥嶋さんも手作りシュウマイはお店のみたいでした。

先日開かれた、「ムンバイカレー講座」(日本GE聴導犬しえんチーム主催)にご参加のボランティアさんが早速作ってくださいました。

香辛料からつくるルーなしのカレーです。とっても美味しかったです。完売でした。

 

 

 

☆山本社長夫人が犬用ケーキ(先日、ご支援者の中村様からいただきました)を、

協会犬に分けてくださいました。みんなお行儀よく、順番待ちをしています☆

 

 

 補助犬の育成では、通常社会福祉法人が受けられるような「運営のための国からの補助金」はありません。

たくさんの方々のご理解とご支援があって(福)日本聴導犬協会が運営ができています。

そして、私たち訓練士をめざす学院生も学ぶことができます。

そういった業界の運営やご支援者様のお心をじかに拝聴できる、このような素晴らしい環境で学ぶことができ、日々感謝です。

 ちなみに、大久保は大阪のお好み焼きを20枚ほど焼かせていただきました。

おかげさまで、好評でした。ソースはイカリではなく、おたふくお好み焼きソースでした。

 

日本聴導犬・介助犬訓練士学院

6期生 大久保幸子



 


ご支援者様からのいただき物シリーズ

2014-05-12 15:45:57 | いただきものシリーズ

(福)日本聴導犬協会では皆さまからのご寄付で運営させていただいております。

皆さまからのあたたかなご寄付はもちろんですが、洗剤や事務用品などの物品も大変ありがたく使わせていただいております。

先日のパピークラスでは、新・家族のこまちゃん(チワワ)のママからなんと手作りのバックをいただきました。

こまちゃんママはこまちゃんの服や首輪まで手作りしちゃう素敵なママです。

訓練用に使わせていただきます。ありがとうございました。

 

そんなこまちゃんママも記事を投稿してくださっている

日本聴導犬協会新・家族のブログもぜひ、ご覧下さい。

http://blog.livedoor.jp/nihonchoudouken/

 

 

 

 


六本木ヒルズで、パピークラス(高度な社会化)

2014-05-12 14:46:25 | 補助犬訓練

 

(福)日本聴導犬協会では月に2回、長野県と関東方面でパピークラスを行っております。

 

 先日の510日(土)は関東方面でのパピークラスを行わせていただきました。

 いつもどおりに、六本木でのパピークラスでは、元協会の候補犬だった、つきちゃん(ワイマラナー)の新・家族N様にアレンジをお願いさせていただきました。

N様が庭のように周知していらっしゃる六本木と麻布十番でのパピークラスを行わせていただくことができました。

きっと地元の愛犬家にとっては、おしゃれで、効果的な散歩コースでしょう。

参加されたみなさま、協会犬と楽しいひと時になったのではないでしょうか。      

この高度な社会化では誉めることしか行いません。協会犬たちは視覚的、嗅覚的、聴覚的そして皮膚感覚でもさまざまな情報を分析し、受け入れる訓練をされています。

簡単に言ってしまえば、騒音や人声、雑踏などが自分たちにとっては問題なく「安全」であることを理解させていくのです。

 

 さて、今回は、ソーシャライザー(子犬育てのボランティア)さんと新・家族O様・N様、協会をご支援してくださっております企業様とボランティア様、そして聴導犬もりちゃんとこんちゃんのユーザー様、総勢18名と16頭で行わせていただきました。

 ご参加いただいたみなさまもお子さんから大人の方まで、協会犬たちもチワワからワイマラナー、ゴールデンドゥードルまで、年齢も大きさもバラバラです。

 協会には女性が多いので、男性に慣れる時間としても有効でした。

 男性にハンドラーをしていただく機会は少ないので、今回、初参加のK様はじめ、多くご参加をいただくことができました。パピークラスでは主に候補犬の社会化を行います。

◎企業様からご参加のK様とこころちゃん



◎お子さんとぎんちゃん


◎ゴールデンドゥ-ドゥルのたつ君



六本木でのパピークラスは、今回で3度目になります。

行きかう方が多く、繁華な六本木と麻布十番を社会化で歩行することができました。静かで、落ち着いた()日本聴導犬協会「元気いっぱい聴導犬・介助犬訓練センター」(長野県宮田村)とは異なり、近代的な街並みなど候補犬たちにとって刺激がたくさんでした。

 N様の道案内で、しっぽまで餡の入った有名な老舗タイ焼き屋さんへ行ったり、有名人も通うパン屋さんを訪れたりと人も犬も楽しめるコースを計画してくださいました。

 ◎素敵な街並みで社会化中

◎老舗タイ焼き屋さんにて

◎有名なパン屋さんにて


 歩行が終われば、やはりN様が予約してくださいました素敵なレストランのテラスでランチです。

 「人が食事しているときは大人しくテーブルの下で待っていれば、最後に良いことがある」と、理解させる訓練です。人は、犬たちをマナー良く足元の敷物の上で待たせます。さすがの候補犬たちでした。

 みな、お利口に足元で「アンダー」し、みなさまと会話をしながらランチを楽しむことができました。

 そして、お行儀よくできたら、ほめる。とにかくほめます。それが協会の訓練です。

◎あさひちゃんしっかりアンダーできてます


 帰りの車内で今回参加した候補犬たちの満足げな表情を見て、なんだかレベルアップしたように感じます。

 パピークラスにご参加いただきました、みなさま、そして大変お忙しい中、アレンジしてくださいましたN様、誠にありがとうございました。

 

 今後も、東京では原宿などでパピークラスを行います。

 ご見学希望の方は、ぜひ、ご一報ください。なにとぞよろしくお願いいたします。


◎人気のレストランにてご参加者の皆さまと


(福)日本聴導犬協会付属

日本聴導犬・介助犬訓練士学院第4期生卒業

奥嶋 千夏




24時間共に過ごす日々

2014-05-05 01:21:18 | 補助犬訓練

 みなさま、初めまして。

日本聴導犬・介助 犬訓練士学院 第6期生の大久保と申します。

入学式は2月に行 われましたが、職場の都合により、4月から日本聴導犬・介助犬訓練士学院で学ばせていただくことになりました。始まって1カ月が経ちました。寮の自室も片付き、協会犬たちの名前を覚え始め、ようやく「学院生活のスタートを切れた」といった感じです。

 

5期生を卒業され、現在スタッフの前田さんと同じく、私も訓練士にあこがれながらも別の仕事に就いていました。先日母親と話をしていましたところ、私自身覚えていませんでしたが、どうやら20年も前から「犬の訓練士になりたい」と言っていたようです。初めは盲導犬の訓練士を考えていましたが、以前勤めていた施設での聴覚や身体に障がいをお持ちの方との出会いから、聴導犬や介助犬に興味を持つようになりまし た。また、学生時代に捨て犬が年間何十万頭も殺処分されていると言う悲しい事実を知り、自分にも何かできれば…と考えていました。日 本聴導犬協会では、“聴覚や身体に障がいのある人への支援”と“捨て犬救済の動物福祉”の二つの福祉を使命としているとのことをホー ムページで知りました。また、有馬もと副学院長の座右の銘である「チャ レンジして失敗することを恐れるよりも、何もしないことを恐れろ」(本田総一郎)の言葉に背中を押され、この学院で学ばせていただく 決意をしました。

 

1年間という短い学院生活の中で、少しでも犬の行動や気持ちを理解していけるようにと、寮にも数頭の犬たちと一緒に帰らせていただいています。夜も含め、協会犬と共に過ごすことになり、昼間とはまた違った犬たちの姿を観察できます。寮から学院までの道のりだけでも、慣れていない私にとっては、ひと苦労ですが、毎日犬たちと行動を共にし、24時間共に過ごす中での日々の関わりが訓練には効果的となります。

    学院に仲良く出発する朝

  『えじこ』と『すず』

          

     『りん』          『のぶ』

 ☆朝のドッグランでリフレッシュしてます☆

    ごほうび期待してます

 

一日一日を大切にたくさんのことを学んでいきたいと思っています。

みなさま、どうぞ よろしくお願い致します。

 

日本聴導犬・介助 犬訓練士学院 第6期生 大久保幸子


【募集】 第2回 第7期生入学希望者のための見学会

2014-05-01 12:11:29 | 介助犬訓練

第2回第7期生入学希望者のため見学会 
「日本聴導犬・介助犬訓練士学生」

5月24日午前10時~2時間程度ですが、
「第二回 第7期入学希望者のための「日本聴導犬介助犬訓練士学院」見学会を実施します。

よろしかったら、日本聴導犬協会本部(長野県宮田村7030-1)にいらしてください。

■実践の時間(1時間程度)
①歩行訓練 ②ご飯時間での音の鈍化 ③外での社会化 ④初期の音訓練 ⑤介助犬訓練など、毎日行っている実践にご参加いただきます。
■質疑相談をお受けいたします:
①学費 ②寮 ③授業内容などは、
 訓練マネージャーのMAYUMIが担当させていただきます。30分ほどのご相談時間になります。 
 
 ぜひ、入学希望のみなさま、いらしてくださいね。

 ※ご希望の方はまず、お問い合わせ下さい

 TEL 0265-85-4615

 FAX 0265-85-5088


●朝のエクササイズの様子●

●有馬さんのご講義●

●先日、吉田先生が補助犬法についてのご講義にいらしてくださいました●

光栄でございました。ありがとうございます。