皆様
こんにちは。
日本聴導犬・介助犬訓練士学院 第4期生の岡田です。
宮田村は、雪が解け、だんだんと春に近づいてきておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
今回は、2月16日にありました東京でのパピークラスについて書かせていただきたいと思います。
16日の朝、代々木公園にてユーザーさん、ソーシャライザーさん、ボランティアさんと待ち合わせをし、総勢約30人と19匹が原宿の竹下通りを歩き、犬たちの社会化をいたしました。
その模様をお伝えいたします。
代々木公園は、祝日ともあって沢山の人がいらっしゃいました。
体操をしている人、ジョギングをしている人、楽器を吹いている人、犬を連れてお散歩をしている人など公園だけでも沢山の刺激があり、犬たちに良い勉強になりました。
楽しそうに皆歩いております。
ボランティアさん、ソーシャライザーさんは、犬に引っ張られないよう、よく腕を振ってもらい犬たちが前へ行きすぎたり、後ろすぎたりしないようにしていただきました。
時には、立ちどまったりしていただいて気を人に向けていただきました。
協会の候補犬、でんくん、きんちゃん 時期は違いますが親が一緒です。
でんくんがお兄さんで、きんちゃんが妹です。
だんだん大きくなって、でんくんに似てきました。 どちらがどっちか間違えることもしばしば。
黒の服がでんくん 緑の服がきんちゃんです。
駅までは、グループ毎に自由に歩いていただき、駅手前の広場にてコースを説明し駅を背にして竹下通りを歩く2グループと駅に向かって竹下通りを歩く2グループに分かれ30分ほどの散策をいたしました。
竹下通りという狭い通りに沢山のお店が立ち並び、そこに日本の若者と海外の観光客の方々が多くいらしていたのが驚きました。
声をかけてくださる方も多く、聴導犬についてお話し犬たちにご褒美を与えてもらいました。
でんくんと歩行してくださいましたソーシャライザー様は、協会の聴講生として以前にいらした方で、でんくんのコントロールがとても上手で歩行者の方に積極的に話しかけてくださり、でんくんを礼儀良くご挨拶をさせてくださいました。
そして、まだ子犬のみちみちくんを預かってくださいましたソーシャライザー様は、写真を撮らせてほしいという海外の方に、みちみちをしっかり座れをさせてポージングさせていました。
階段もお家で練習してくださっていたので、歩道橋もちゃんと歩行できました。
他の参加犬たちも吠えることもなく、怖がることもなく楽しくルンルンで散策できたので良かったです。
その後は、希望者だけでドックカフェにてランチを頂きました。
ソーシャライザーさん、ボランティアさんも担当の犬たちを敷物の敷いたテーブルの下へ誘導していただきました。
食事中は、一頭が吠えてしまうと、つられ吠えをしてしまうことがありました。
その時は、気をそらす為、ご褒美を与えてもらいました。
落ち着くと、まったり寝ておりました。
その後は、代々木公園に戻りまして解散となりました。
帰りの車の中、きんちゃんはお疲れの様子。
皆 爆睡でした。
今回の社会化は、宮田村ではありえないくらいの人ごみで、とても良い刺激だったと思います。
先月のパピークラスで環境に慣れず歩けなかった犬たちも、問題なく楽しく歩行できたことに驚きました。
少しずつの経験が犬たちを成長させてくれているのだと実感いたしました。