暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

地形

2018年05月17日 | 古民家

 神社やお寺は、川の氾濫などの被害から避ける意味や・・・

方位や立地的に「吉」と言われるような場所に建てられている事が多いです・・・

古地図が少し流行りだして、地図片手に都内を散歩する方も増えましたが・・・

住まい造りを検討する時・・・建物の容・間取り・予算だけでなく・・・

土地選びも大切です・・・

池・川・霜・谷・・・水が関係する地名だったり、谷の下を表したり・・・

地名を調べる事も良いのですが・・・合併や政令指定都市になったり・・・

今の地名が正しい意味を持つかどうか・・・?

大きな街道も一つのポイントで・・・

人の往来が頻繁な街道は、交通の要でした・・・増水した時など街道が通れなくならないように

少し小高い尾根のようになった場所に作りました・・・

車や人・自転車と・・・専用道路を作る道路も増えて来たので・・・道路拡幅工事も多くなっています。

そこで活躍するのが「曳家」さん・・・・本日、埼玉県の中仙道のとある場所で、古民家が5mほど移動されました・・・

現役で商売を続けているお店で・・・裏には天宝の頃に建てられた蔵もあります・・・

国や県などから補助をして頂かないと、大きな費用が必要となる「曳屋」のような工事や・・・

外装の張替え、葺き替えなど・・・個人では負担が大きく、思い切れないところです。

歴史ある建物が何故良いかと言うと・・・

今では手に入らない材で建てられている・・・伝統工法で丁寧に造られている・・・

そんな良い点はありますが・・・立地条件がとても良いと言うことです・・・

古い町並みや本来あった景色を思い浮かべ、古地図を参考に良い土地探しも・・・

楽しむ住まい造りの、第一歩です。

 

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