神社やお寺は、川の氾濫などの被害から避ける意味や・・・
方位や立地的に「吉」と言われるような場所に建てられている事が多いです・・・
古地図が少し流行りだして、地図片手に都内を散歩する方も増えましたが・・・
住まい造りを検討する時・・・建物の容・間取り・予算だけでなく・・・
土地選びも大切です・・・
池・川・霜・谷・・・水が関係する地名だったり、谷の下を表したり・・・
地名を調べる事も良いのですが・・・合併や政令指定都市になったり・・・
今の地名が正しい意味を持つかどうか・・・?
大きな街道も一つのポイントで・・・
人の往来が頻繁な街道は、交通の要でした・・・増水した時など街道が通れなくならないように
少し小高い尾根のようになった場所に作りました・・・
車や人・自転車と・・・専用道路を作る道路も増えて来たので・・・道路拡幅工事も多くなっています。
そこで活躍するのが「曳家」さん・・・・本日、埼玉県の中仙道のとある場所で、古民家が5mほど移動されました・・・
現役で商売を続けているお店で・・・裏には天宝の頃に建てられた蔵もあります・・・
国や県などから補助をして頂かないと、大きな費用が必要となる「曳屋」のような工事や・・・
外装の張替え、葺き替えなど・・・個人では負担が大きく、思い切れないところです。
歴史ある建物が何故良いかと言うと・・・
今では手に入らない材で建てられている・・・伝統工法で丁寧に造られている・・・
そんな良い点はありますが・・・立地条件がとても良いと言うことです・・・
古い町並みや本来あった景色を思い浮かべ、古地図を参考に良い土地探しも・・・
楽しむ住まい造りの、第一歩です。