暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

住む

2018年05月27日 | 古民家

 狩猟型の住まいを持つべきか・・・・?

農耕型の住まいを持つべきか・・・・?

解りやすい言い方では・・・賃貸か? 持ち家か?です。

ある程度その場所で暮らしたら、新しい町や別の地域で暮らす・・・家を持たない方々・・・

仕事や生活の基盤を考えて、その土地に終の棲家を購入して暮らす・・・家を持つ方々・・・

どちらが正しいとも・・・どちらが経済的かも、人それぞれの住み方次第・・・暮らし方次第です。

賃貸とは少し違う違狩猟型の、欧米風の暮らしは・・・古い住宅を購入して・・・

リフォームしながら建物の価値を上げて、購入時より高く売って・・・次の住まいを探して移り渡る・・・

日本では中古をリフォームしても、新築当初より大きく値が上がる事はありません・・・

建物の評価価格は築年数から算出されるからです・・・

築100年もするような「古民家」は・・・・ただ同然・・・・

高度成長期の時代にはゴミのように扱われて事もあります・・・

最近ようやく、今では再現する事が難しい技術や伝統を大切に守ろうと、そんな声も聞こえてきて・・

古民家ブームと言われています。

それでも空き家問題が深刻化して・・・その対応に行政が手をこまねいていて・・・・

どこに相談してよいのか?・・・次の世代に苦労をかけないようにと・・・

自分の代で解体処分するほうが良いだろう・・・そう思い・・・解体される古民家もたくさんあります・・・

本当に価値のあるもの・・・価値は無くてもその家族にとっては宝物のような想い出・・・

伝統工法の住まいは、借り物でも、持ち家でも・・・

次の世代に住み継いで行けるだけの懐の深い建物です・・・

人が住んで・・・暮らす事で、建物の価値は下がる事無くその想いは続いて行きます。

 

 

 

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