暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

秀でる

2022年11月12日 | 古民家
 秀でた力を前に出して・・・探し物でもするようにウロウロ見渡し・・・
知らないモノを掴むまで・・・力の矛先を見つけるまで・・・
どこまでも求め続けるのは・・・どうにも止めようがないのかも知れない・・・。

力の差を求めて・・・いの一番になりたくて・・・
誰もが他とは違う何かを探している・・・。
住まい探しもアートのように・・・姿カタチ以外に、その考え方まで・・・
特殊な容姿は遠慮されていた世界が・・・特別な世界は受け入れられるようになって・・・
特殊な技能や才能は・・・神様からの贈り物か、努力して手に入れたものなのか・・・
競い合う中に・・・選ばれる時間はむなしく訪れる・・・。

得手不得手と・・・向き不向きもあるのは致し方なく・・・
職人技を手にしようと努力しても・・・特別な世界に入るには、高い塀が邪魔をして、たどり着けない入口がある・・・。
宮大工と言われる伝統が今でも続くのは・・・継がれ行くモノを守る為・・・
失われた技術もあるけれど・・・未来に繋ぐ特別な技術でも、そこには磨かれてしか残せない技もある・・・
古民家の世界は特殊でも・・・広く開けた間口は誰もが繋げる伝統で・・・
その土地に残されて来た・・・秀でているけど誰もが受け渡せる伝統なはずで・・・
普通の世界の普通の暮らしこそ・・・この先も残されて行ってほしいと思います。

コメント
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