素の美しさは・・・ずいぶん主張していそうなのに、嫌味な感じが無く・・・
どこまでも愛想笑いしているのに・・・嫌味でなく・・・
ただ立っているだけなのに・・・威圧されること無く・・・
ただそこにいるだけなのに・・・落ち着いて話しが出来るような気がする・・・。
人が建てた住まいにも・・・そんな、存在感ありそうで無さそうな友達のような住まいがあって・・・
町の景色を連ねていました・・・。

誰でもどこでも調子が良い時は、飛ぶように進めて・・・廻りの全部も引っ張られてしまい・・・
いつしか足元が見えないくらい高く昇ってしまうと・・・
引き返せない場所まで登り詰めてしまう・・・。
世界の七不思議くらい謎の文化はあったようで・・・消滅の理由が解らなければ・・・
同じことがこの先も続いて・・・ほどほどを知らない子供のように・・・
時代の大人達も・・・子供と大人のはざまで行ったり来たりと、時代を繰り返してしまう・・・。

住みやすい町造りとは・・・
理想の町とは、どんな町なのか・・・
考えもしないまま過ぎてしまえば・・・派手な時と今の差に落ち込んでしまい・・・
気付かぬ間に人は通り抜け・・・顔が見えない町になってしまうような気がします・・・。
魅力ある人や町が生まれる場所に・・・素顔の暮らしが浮かんでいて・・・
薄くなった白黒の写真の中には・・・生き生きとした人達の、素の姿が映っているんだと思います。