アンティークの時計や家具を直すには、それぞれに合う道具や・・・
1点ものの部品があって、道具から作ったり・・・部品も、その為に作ったりします・・・
工業製品のように、大量生産では無いので・・・手間がかかりますが・・・・。
手間をかけた分、愛着もあって・・丁寧に使えばとても長持ちするんですね・・・。
人が見ない場所、後で隠れてしまう場所ほど、職人さん達の腕の見せ所です・・・
数十年・・・数百年後の人が見て、感心する手仕事を残したいと思う職人さんこそ、尊敬する方々だと思います。
古くからある建物の梁や柱の加工・・・屋根や外壁の造作材の加工・・・どれも特殊な道具が必要です・・・。
昔のように斧や手ノコだけで加工しろとは言いません・・・便利な道具も使いながら・・・
手直し後の建物が丈夫で長持ちするように手直しする事が大切です。
古民家を手直しする時、(中古の建物はすべて同じですが)現状の確認がとても大切です・・・。
雨漏りやシロアリの被害が一番心配ですが・・・建物の傾き沈下なども、古い家には良くある症状です。
これが一番良い直し方です!・・・とは一概に言えません・・・
建物の大きさ・間取り・使っている素材・組み方・今の状態・・・予算もあります・・・
どこを優先するか・・・安心して長く住んで頂くにはどこに重点をおいて手直しするか・・?
大工さんだけでなく、設計士・基礎屋・曳屋・左官屋・瓦屋・板金屋・・・いろんな方の知恵をお借りして
手直しの計画は進めて行くべきだと思います。
家電製品のように購入する家・・・愛着もてる住まいになるのでしょうか?
どんな事にも、少しの手間を惜しまない気持ちは、とても大事な事だと思います。
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